市川ありささん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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これ以上きみを嫌いになる前に別れたいけど別れたくない
平成二十一年九月十日
2
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拒絶され独り惨めに立ちすくむ歩道の線が消えかけている
平成二十一年九月五日
10
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誰よりも深く私を傷つける刃を研ぐ仕草うすい唇
平成二十一年九月五日
3
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缶ビール三本ぶんは泣いたのにまだ吹っ切れてません 好きです
平成二十一年八月三十一日
7
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もう少しひどい言葉を投げつけて君の記憶に残りたかった
平成二十一年八月三十一日
29
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投げつけた指輪も何もかも全部あなたを好きな私さよなら
平成二十一年八月二十二日
7
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ケンタッキー・フライド・チキン食べたあと汚れた指も舐めてあげるね
平成二十一年八月十九日
4
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八月の豪雨のような憎しみで玄関にある靴を見ていた
平成二十一年八月十九日
7
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ジャムを入れぐるぐる混ぜるヨーグルトこういう風に駄目になりたい
平成二十一年八月十七日
22
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さよならのかたちも紡げないほどに傷ついたこと知られたくない
平成二十一年八月十七日
7
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ありがとう愛してくれてありがとう傷ついたけど好きで良かった
平成二十一年八月十七日
7
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改めて連絡するという嘘は大人だけれど優しくはない
平成二十一年八月十六日
10
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金と銀、銅の指輪もあげるから神さまどうか彼を返して
平成二十一年八月十六日
3
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好きだったひとの記憶を呼び覚ます斜線のような七月の雨
平成二十一年八月十五日
73
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途絶えつつある君からの連絡はこの八月の雨の冷たさ
平成二十一年八月十五日
5
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裂傷が愛したことを告げていて黒く艶めくタクシーに乗る
平成二十一年八月十五日
5
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あの辺はたぶん雨雲 友達に戻れるような恋だったなら
平成二十一年八月十五日
4
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梅雨明けも降り止まぬこの夏のよう貴方にずっと寄せる想いは
平成二十一年八月十五日
4
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心ごと失うような悲しみは六月に降る雨に似ていた
平成二十一年八月十四日
10
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アスファルト溶け出すほどの熱風に浮かされているだけだ私は
平成二十一年八月十四日
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