ありぎりすさん
のうた一覧
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半袖の腕は季節の温度計初秋の朝をかすかに感じ
平成二十一年八月十八日
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昼間は暑いけど、朝晩は少し変化が...
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内に秘めじっと耐えてた片想いぽつりと落ちた線香花火
平成二十一年八月二十一日
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片想いは、線香花火と共に・・・
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超人が鳥人となり駆け抜けた九秒五八魔法の靴で
平成二十一年八月二十二日
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ボルトさんは、どこまで行くのでし...
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わが娘ラストフライト一目見ん輝く姿心焼付け
平成二十一年八月二十三日
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娘のラストフライトが近付いて来ま...
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黄色では踏み出す勇気なかったの今もこの道渡れないまま
平成二十一年八月二十三日
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あの時、あの場所で渡っていたら・...
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そこのけと特急電車風圧によろめき感じ我が歳を知る
平成二十一年八月二十八日
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スポーツマンの僕も足腰が弱っては...
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生物は年月と共に衰えて朽ち果てて行くそれが哀しい
平成二十一年八月二十八日
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どうすることもできない事実だけど...
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艶めきて爪紅になる鳳仙花他を寄せつけぬ新涼の朝
平成二十一年八月二十八日
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鳳仙花はラテン語で「我慢できない...
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ぴいぴいと旅の途上で秋を告ぐ物悲しきやキアシシギの音
平成二十一年九月六日
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「渡り」途中のキアシシギ・・泣き...
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「ごめんね」とそのひとことが言えなくて壊れてしまった天秤ばかり
平成二十一年九月十日
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簡単な「ひとこと」が、一番難しい...
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山の端を赤く染め抜き陽が浮かぶ膨らむ思い胸に秘めつつ
平成二十一年九月十日
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山の端を赤く燃やし、ふわりふわり...
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秋を告げ ちろりちろりと鳴くシギは 人の世の波 知るや知らずや
平成二十一年九月十三日
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秋はなぜか・・人を哀しくさせてし...
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身にまとう時のスカーフ処世術 しがみつかない生き方だって
平成二十一年九月十三日
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精神科医が書いていました・・・
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くよくよと昨日や今日を悩む癖 電柱の上カラスが嗤う
平成二十一年九月十六日
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考え事をしながら歩いていて、ふっ...
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