氷魚さん
のうた一覧
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原液の醜い嫉妬希釈して無害な愛に変えて散布す
平成二十一年十二月七日
10
うすーく、うすーく。
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さくさくと真珠貝で掘る穴に昨日まで私だったもの埋める
平成二十一年十二月七日
5
第一夜が一番すき。
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積み上げた今日をしっかり踏みしめて明日そのさき 手と背を伸ばす
平成二十一年十二月七日
2
毎日。
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繋ぐこと叶わないのはわかってる君の手たぶん 冷たい、優しい
平成二十一年十二月七日
7
何とかは手が冷たいって本当でしょ...
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「なんでも言って」の「なんでも」はどこまで言っていいんですか
平成二十一年十二月七日
4
どこまで?
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変わらない筈の一年時を焼くミルフィユみたく危うし均衡
平成二十一年十二月六日
2
積み重なると、ね。
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刻まれた皺のひとつは誰のせい困ったように笑む君がすき
平成二十一年十二月五日
5
笑い皺ってかわいいと思います。
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障害があれば燃える二人なら祝福しないであげるよ私は
平成二十一年十二月五日
1
順調だから言えること。
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淋しげに にゃあと一声 ないたなら君は優しく 撫でてくれますか
平成二十一年十二月四日
2
猫になりたい。
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温もりが無言で去り行く明け方にとびきり熱い珈琲を淹れる
平成二十一年十二月四日
5
寒くて寂しいから。
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からっぽな ことばの海へ 身を投じ五線譜の波に抱かれて眠る
平成二十一年十一月二十五日
2
就寝前には音楽。
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鈍い痛みが襲うは何処です?破棄した恋の欠片を踏んだわ
平成二十一年十一月二十五日
5
こんなとこに転がってた。
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言い訳の 種類ほとほと 尽きまして聖夜今年も 苦しみます、予定。
平成二十一年十一月二十日
3
家族と過ごす、仏教徒、バイト……...
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編みかけのマフラーほどく波打った毛糸に我の 弱さを見つけ
平成二十一年十一月三日
14
最後まで編めない。
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「ひとのため」偽善だっていいじゃないやらない善よりやる偽善
平成二十一年十月三十一日
9
…クリック募金ですが。
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「ひとのゆめ」 儚いなんて言わないで叶わないから 美しくもある
平成二十一年十月三十一日
22
儚い。
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秋空に上がる花火はいつもよりとびきり綺麗でとびきり儚い
平成二十一年十月三十一日
2
クライマックス花火。
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きらきらの世界が眩しすぎちゃって避難しにきた そんなとこです
平成二十一年十月三十一日
4
見られなかったんですけどね…。
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明日には魔法はとけて十二色世界を彩る 色は減らない
平成二十一年十月三十一日
4
準備は長かった!でもあっという間...
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「戻りたく、ないの」種子が呟いた輪廻へ還らぬ 手上のいのち
平成二十一年十月十一日
3
だって花が咲くなんて、まして実を...
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