氷魚さん
のうた一覧
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関心を無くす努力をするほどに浮き彫りになる本音の屍
平成二十二年十二月二十八日
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上から。大小中の大きさですみかんの大きいかがみもちは
平成二十二年十二月三十一日
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一人暮らし用のミニ鏡餅。蜜柑の存...
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「たすけて」と送ったメール 電源を切る鍵は開けてる お願い、はやく
平成二十三年一月八日
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「それじゃあ」のあとに続く挨拶は子供は「またね」大人は「さよなら」
平成二十三年三月二十一日
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迷ってる足で駆けようとするどこへ行く地球は丸いし戻ってきていいよ
平成二十三年四月十五日
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すねている唇をつまむがま口の要領 開くちょっと笑う
平成二十三年四月三十日
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撥水性優れる合羽に身をくるむこれ以上弱さがにじまぬように
平成二十三年五月五日
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梅雨にはまだ早いけれど。
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差し出した手に見えた日のひらがなの「つ」に他意は無い 繋がるの「つ」
平成二十三年五月二十二日
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見たくないものが多くて遮断するまぶたの裏に瞳をかくして
平成二十三年六月二十日
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「いつでも」の有効期限がわからない永遠の拒絶と同意義なのか
平成二十三年六月二十一日
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いつでも来てね!いつでも頼ってね...
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合わなくて踵が遊ぶパンプスをそれでも君のために履いた
平成二十三年十月八日
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…っていう上から目線よくないね
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雛のまま煮殺された恋心白い殻には傷一つ無く
平成二十三年十月十九日
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落ちている髪の毛をつまむ疎んじるかつての私だったそれすら
平成二十三年十二月八日
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自分ですら。
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「あの人を罰して」神へ責任転嫁呪いと云う名の祈りを捧ぐ
平成二十三年十二月八日
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「幸せ」と思ってくれる心が愛しい夢ではないからつねるのおやめ
平成二十三年十二月十三日
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糸偏のあたりからきっと気付いてた「絆」の文字が紡ぐこれから
平成二十三年十二月十三日
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「糸偏」だな…「絆」とすぐにわか...
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優しさを押し付け合えば変化して苦味を伴う痛さに変わる
平成二十三年十二月十九日
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「だと思う」だけで綴ったレポートの真実なんてどうでもいいのか
平成二十四年一月二十二日
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歌末尾「かしら」と疑問を投げかける似合わないってはわかってるけど
平成二十四年一月二十五日
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〜かしら?っておよそ似合わなく成...
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溝深め気まずさをただただ助長する月日は何も解決しない
平成二十四年二月七日
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時間が経ったぶんだけこじれた。
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