falconさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 木犀のかをりたづねてゆく道にかよふ秋かぜ音のかそけき 平成二十一年十月二日 6 もっと見る
- 木犀のにほふあたりは影きえて入り日に染まる空のはてなく 平成二十一年十月二日 9 もっと見る
- 赤き実は野麦峠の藪柑子照る実ながめつ女越ゆるらむ 平成二十一年九月三十日 7 岡谷の製糸工場から飛騨へ帰る女た... もっと見る
- 朝風に紅にほふ花芙蓉八十をとめらが蹈みまがふ道 平成二十一年九月三十日 4 女子高生は明るく元気 もっと見る
- 曼珠沙華花の盛りはすぎぬれどなおもの思ふ夕映えの道 平成二十一年九月二十八日 11 もっと見る
- 消えはつる篝火かなし曼珠沙華宴の跡のうつろふ色の 平成二十一年九月二十八日 5 華やかで人一倍美しかった人が逝く... もっと見る
- お茶菓子を買い求めたる店先の箪笥に光る辰秋の技 平成二十一年九月二十五日 5 お茶会用に干菓子を買いに行くと箪... もっと見る
- 学問の自由守りて追われたる教授ら偲ぶいちょう散る道 平成二十一年九月二十五日 9 昭和6年、右翼議員の圧力に屈し文... もっと見る
- テーブルの木の温もりに長居して百万遍に時をわすれし 平成二十一年九月二十五日 7 昭和5年開業の、パリ カルチェ・... もっと見る
- 高瀬川花のかげなき浅き瀬に桜もみじのなほ色ふかき 平成二十一年九月二十四日 13 青春を過ごした京都は、町のいたる... もっと見る
- 流れゆく瀬見の小川にかげみえて我が待ち恋し萩ぞ咲きける 平成二十一年九月二十四日 9 瀬見の小川は下鴨神社境内を流れ、... もっと見る
- 手に取れば香るさみどり高取の噐にかよふ松風の音 平成二十一年九月二十三日 9 さみどり＝濃茶 高取＝高取焼 松... もっと見る
- 炉開きをつたへる文に浮かびくる細き指先振り袖のかげ 平成二十一年九月二十二日 7 大徳寺孤逢庵のお茶会 もっと見る
- 入りかかる夕日に染まる雲見えてわすられがたき面影ぞたつ 平成二十一年九月二十二日 5 夕雲の形がなつかしい人の横顔に似... もっと見る
- 小夜時雨軒のしづくの音たへて澄ゆく空に月のぼりきぬ 平成二十一年九月二十日 9 台風の影響でしょうか、雨が降りま... もっと見る
- 泣きじゃくる弟なだめ帰る道幼き姉にコスモス揺れる 平成二十一年九月十九日 85 夕焼けがきれいな丘の道を帰る幼い... もっと見る
- あかしろの鉢巻き凛々しく風を切り走り来る子に湧く秋の声 平成二十一年九月十九日 3 赤勝て！白勝て！ もっと見る
- 村時雨糸に玉水ぬきたれば朝日にむなしささがにの罠 平成二十一年九月十九日 9 蜘蛛の巣に水滴がいっぱい付いて、... もっと見る
- こおろぎを追いて子犬は草の中えのころ草にゆれる尾の見ゆ 平成二十一年九月十九日 14 えのころ草＝猫じゃらし です。 もっと見る
- 小夜ふけてのぼる月影増鏡むかへば浮かぶ囚われのひと 平成二十一年九月十六日 5 月を見ると、影が映っているように... もっと見る
