falconさん
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オリオンの流るる星に来し方をおもへばうかぶ世々の面影
平成二十一年十月二十一日
4
本歌 「久方の月はむかしの鏡なれ...
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果てもなき空に舞ひ立つオリオンの流るる星に聞く交響曲
平成二十一年十月二十一日
8
オリオン座代流星群、見ました。
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舞の会はねて君待つ十三夜夢はふたたびかへる月影
平成二十一年十月二十日
7
後の月、晴れるといいですね。
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友禅の裾の千草に嵯峨の風そむれど散らぬ花ゆゑかなし
平成二十一年十月二十日
14
いまも心の片隅に・・・
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入相の鐘鳴り止みて君はゆき慕ふこころにゐずる月影
平成二十一年十月二十日
6
別れがたく・・・
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大沢の池を巡りて十三夜月に恋しき振袖の影
平成二十一年十月二十日
5
遠い昔。今年は10月30日。
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「秋の日のヴィオロンの・・・」とぞ口ずさむ坂道染めて木犀散りぬ
平成二十一年十月十八日
7
ご存じヴェルレーヌ。上田敏の名訳...
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侘介を織部に一輪投げ入れてゆく秋をきく松風の音
平成二十一年十月十八日
9
侘介=侘介椿、純白小輪猪口咲き。...
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くれなひの涙にそむる辻が花かざす扇にうつる月影
平成二十一年十月十七日
13
久保田一竹さんが復元された辻が花...
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かきやりし黒髮にほふ舞扇思へばかなし細きゆびさき
平成二十一年十月十七日
6
京都で、地歌「黒髪」を舞う竹原は...
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詠む人の言葉ひとつに秘められし思ひを読みてこころときめく
平成二十一年十月十六日
30
紫苑様の「狂乱」に華麗なオペラの...
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歌に生き、恋に生きとの聞こえくる帰る夜道に星はひかりぬ
平成二十一年十月十五日
18
誰かがどこかで聞いている歌劇「ト...
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打ちおろすサーブは熱く土を捲き君のひとみにエースを決める
平成二十一年十月十五日
4
12歳からはじめたテニスが一番長...
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身にとまる千々の憂ひを帆に放ち千里をかよふ湘南の風
平成二十一年十月十四日
5
湘南の海でウインドサーフィンに明...
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いつの日か訪ねもゆかむチェルシーの花を夢見て苗を植ゑる日
平成二十一年十月十三日
7
秋は春の準備で大変。青い色が素敵...
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箱根山峠に懸かる夕雲に暮るる山路を君たち越ゆる
平成二十一年十月十三日
5
この夏から参加した私にとって、短...
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木犀の香る夕べにおもふかなレセダ歌ひし抵抗の詩を
平成二十一年十月十二日
6
レセダの開花期は春。和名木犀草で...
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行く末を託すがごとき賞なれどかくもはるけき廢絶の道
平成二十一年十月十二日
8
核の廃絶、期待したいですね。
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赤志野の花瓶に一輪貴船菊野点はなやぐ衣ずれの音
平成二十一年十月十一日
8
貴船菊は秋明菊の別名。京都貴船に...
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もみぢ葉の散る山川の水清み野点の席に松風かよふ
平成二十一年十月十一日
6
さわやかな秋晴れの今日は、松江の...
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