falconさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 桂川かへらぬ水を染めてなほ濡るる袖にも散りくるもみぢ 平成二十一年十一月十日 8 水面に映る紅葉と散りくる紅葉。何... もっと見る
- 翡翆なす苔に朱華の影みえてきみ舞ふごとくもみぢ散りくる 平成二十一年十一月十日 6 偶然、ばったり。 朱華（はねず... もっと見る
- 秋空に飛びゆく風船目で追ひつ心は無窮の藍に融けゆく 平成二十一年十一月九日 5 澄んだ青空を眺めていると、心まで... もっと見る
- 空高く放れし風船取れと泣くわらべぞかなし思ひはてなく 平成二十一年十一月九日 4 大切なものは、いつも失ってから気... もっと見る
- そこのけとベビーカー押す母をさなごの手の風船はあとを追ひゆく 平成二十一年十一月九日 4 お母さん、この人ごみなんだから、... もっと見る
- 島人のあぐる拳は天をつき風まつ雲に屆けとねがふ 平成二十一年十一月八日 8 基地の縮小・返還の願いが早く実現... もっと見る
- 流れくる「ベッキオ橋から身を投げ・・・」の思ひ切なく秋の暮れゆく 平成二十一年十一月八日 2 秋の夕暮れは、切なさがつのります... もっと見る
- 経営の過ち社員に押しつけて夕鶴かなし年の暮れかな 平成二十一年十一月七日 9 経営トップの放漫と判断ミスでこん... もっと見る
- 荒れ庭に名殘の白薔薇匂ふかな秋もかぎりの夕空の下 平成二十一年十一月六日 9 この薔薇は香りのよい大輪のホワイ... もっと見る
- 板塀の内に鳴る鈴猫の子の毬や追ふらむ石蕗の陰 平成二十一年十一月六日 8 通りすがりに聞こえた鈴の音のかわ... もっと見る
- 歌姫の声なつかしき「ルナ・ロッサ」苦しき恋の形見ぞかなし 平成二十一年十一月五日 4 ルナ・ロッサ＝赤い月、リュシエン... もっと見る
- 十六夜の月まつひとの赤朽葉文庫結びに思ひかさねし 平成二十一年十一月五日 6 赤朽葉、朽葉四十八色といわれる朽... もっと見る
- 淡雪のこの身さびしくふり行けば物集女街道花ぞ散りける 平成二十一年十一月五日 6 物集女街道、京都西山に沿う竹林の... もっと見る
- 黒繻子の帶に散りかふ紅葉川むすぶ手をとく微笑みかなし 平成二十一年十一月三日 7 銀杏返しに黒繻子締めて･･･ もっと見る
- 夕霧に隠るとみえて浮かびくる影もはかなき冬桜かな 平成二十一年十一月三日 6 五番町夕霧楼も今や昔。 もっと見る
- いつよりか思ひそめてしもみぢ葉の葉末にむすぶ露のはかなき 平成二十一年十一月二日 8 もっと見る
- ゆくへなき思ひはかなき冬桜時雨隠れのふる恋ひしのぶ 平成二十一年十一月二日 3 もっと見る
- ひだり手に褄とるひとの京島田妻とそふ日のなきがかなしき 平成二十一年十一月二日 4 舞子、芸妓は外出時、花嫁などと違... もっと見る
- 川端の柳に夕べを殘しつつ真赭の裾に映ゆる日の入り 平成二十一年十月三十日 3 歩むごとに裾がかえり、美しさに見... もっと見る
- 仁和寺の甍の夕日影消えてのぼる月影まつ十三夜 平成二十一年十月三十日 5 今日の十三夜、時折薄雲が出ました... もっと見る
