falconさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 絽の袖に揺れて影なす紅蜀葵その色ふかく君をおもひぬ 平成二十二年八月三十一日 12 津南の街道沿いに咲いていました。 もっと見る
- 別れゆく越の峠の白雲に立つおもかげのなどかはるけき 平成二十二年八月三十一日 12 十日町から山を越えて鯨波の海へ。... もっと見る
- 風さそふ棚田かすめる燕のかへす翼に夏の過ぎゆく 平成二十二年八月三十一日 10 越後十日町の山間の美しい棚田。つ... もっと見る
- 紺碧の空ゆく雲の真白さをかなしとおもふわれならなくに 平成二十二年八月六日 13 黙祷。 もっと見る
- ひとの世の悲しみよそに淡紅の花はむかしの色に咲きける 平成二十二年八月六日 16 もっと見る
- 特高におびえし日々もいく昔「安堵したの」と母はかたりき 平成二十二年八月五日 16 反戦活動で祖父は潜伏、父も徴兵さ... もっと見る
- 彗星に託す命の永らへて平和の意味を説く師ありけり 平成二十二年八月五日 6 彗星は海軍の艦上爆撃機。恩師は特... もっと見る
- あつき陽も沈めばかをるジャスミンの白さ悲しくとまるおもかげ 平成二十二年八月五日 6 夕方、サンルームの片隅に。 もっと見る
- 急流の岩に飛び散る玉水と見れば若鮎瀬を遡りきぬ 平成二十二年七月二十二日 29 銀鱗が夏日に輝きます もっと見る
- 夏木立かをる山百合蝉しぐれ僅かに残るふる里の杜 平成二十二年七月二十二日 13 宅地化で、幼い日に遊んだ野山が消... もっと見る
- 百合の香にかへるおもかげいくうつり涼風さそふ夏の夕闇 平成二十二年七月十九日 16 辺り一面の百合の香りです。 もっと見る
- 咲く花に月の光も匂ふらむ昔かはらぬ影をながめて 平成二十二年七月十九日 12 百合が好きで、辺り構わず植えたも... もっと見る
- 芦の間に沈む夕日の影きへて満ちくる汐に鴫なきわたる 平成二十二年七月十八日 8 河口にて もっと見る
- ことぞともなくて別れしひとしのぶ茜に染むる雲のはたてに 平成二十二年七月十八日 10 夕焼け雲を眺めていると・・・ もっと見る
- 緑葉に白き雨脚かへり来ぬ流れを渡る舟も霞める 平成二十二年七月九日 15 舟に乗るのは玉枝か（越前竹人形）... もっと見る
- ながめつる夕べに曇る世のけしき雨夜ふる身のはてぞかなしき 平成二十二年七月九日 13 明日は雨とか。 もっと見る
- 夕映えを切り裂くつばさ玄鳥の越えゆくかなた芦は燃え立つ 平成二十二年七月八日 11 玄鳥＝つばめ、飛燕 もっと見る
- 彦星も牛の病に涙してつゆ空はれぬ七夕まつり 平成二十二年七月七日 13 牛飼いの彦星には、疫病で処分され... もっと見る
- 色濡るる山あぢさゐの瑠璃ふかく思ひ染めてし村雨の空 平成二十二年六月十七日 18 もっと見る
- アカシアの木の下むかし別れたる友なつかしき白き花房 平成二十二年六月十四日 20 もっと見る
