falconさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- かのときの鐘が岬をわすれまじ原発なくも燃ゆる思ひを 平成二十三年六月八日 6 地唄「鐘の岬」ですね。長唄の「娘... もっと見る
- ともしびにかざす扇は黒髮のあはれ乱るる恋ひごころかな 平成二十三年六月七日 13 舞も曲も美しい。 もっと見る
- 手をとれば枳殼にほふ夕月夜かへらぬ水にともしびあはき 平成二十三年六月七日 5 枳殻の花は春。今はもう青葉が茂っ... もっと見る
- 麦秋の燦めくひかり亜麻色の髮にとまりて我を恋はしむ 平成二十三年六月六日 3 ミラノからボローニャへ。ロンバル... もっと見る
- 枇杷の実が欲しい欲しいと鳴く烏われら及ばぬ雲の上かな 平成二十三年六月六日 7 永田町にも枇杷の木はあるのかな もっと見る
- 扶け合ひ玉苗植ゑたる者いづこ赤き入り日に荒れにし田畑 平成二十三年六月六日 5 腕を組んで「起て、飢えたる者よ･... もっと見る
- せまりくる軍靴もしらず口ずさむ十九の春の調べぞかなし 平成二十三年六月六日 13 ある方が「銘仙に…」の歌中の曲は... もっと見る
- 散りぬれどこころづくしを思ひ出よとまるおもかげ乙女座の薔薇 平成二十三年六月五日 16 「ヴィルゴ」は既に散り二番花を待... もっと見る
- ゐたづらに羽蟲とびかふ夏木立踏む露草の瑠璃のかなしき 平成二十三年六月三日 11 原発事故、震災被害を政争の具とす... もっと見る
- とふひとの塩瀬の帯に百合かをり白き日傘は紬に揺るる 平成二十三年六月二日 16 最近はすっかり見なくなった塩瀬の... もっと見る
- 銘仙にたすきかけたる母うたふ調べなつかし梅雨晴れの空 平成二十三年六月二日 12 幼い頃の母の姿はいつも和服。梅雨... もっと見る
- 白無垢におつる涙か卯の花の濡れるもゆかし村雨の庭 平成二十三年五月三十一日 21 真っ白な卯の花がいま盛りです。 もっと見る
- 翠柳の乱れてみゆる水の面にあはれあやめのさざなみと散る 平成二十三年五月二十九日 15 もっと見る
- 雨に咲く桐むらさきにあくがるる高き姿につきせぬ思ひ 平成二十三年五月二十六日 12 「をよばぬ高き姿」ははるかかなた... もっと見る
- アカシアの白き花散りはつ恋のとおきゐたみを踏みてゆく道 平成二十三年五月十七日 22 もっと見る
- 白き手をそふもみだるる黒髮にかをるたちばなはつ夏の風 平成二十三年五月十七日 16 もっと見る
- たちばなの瑞枝吹く風とおき日のふじむらさきの袖にかをりき 平成二十三年五月十七日 11 柑橘系の香りは思い出を呼び起こす... もっと見る
- あれかこれ迫る言葉にこころなくなれぬいたやのひとぞ悲しき 平成二十三年五月十一日 10 原発に賛成だ反対だなどと声高に言... もっと見る
- 消え残る雪も峠の遲桜こころづくしの春いまひとたび 平成二十三年五月十一日 11 連休は、飛騨から野麦峠を越えて木... もっと見る
- みどり葉の陰にをくれし花淡くしのびしひとのおもかげぞそふ 平成二十三年四月二十一日 16 もっと見る
