falconさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- きえはつる送り火の空漆黒の無窮の思ひ殘りはてなく 平成二十三年八月二十一日 6 五山の送り火は先日終わりましたが... もっと見る
- ゐづまひを直す上布の衣ずれの音のかそけき忘筌の席 平成二十三年八月二十一日 10 京都大徳寺孤逢庵忘筌茶室、夏。 もっと見る
- 暑き陽の路上に落とす影黒く秋は潜みて風立ちにけり 平成二十三年八月二十一日 16 秋は忍者のように影に潜んでいる。 もっと見る
- あくことを知らぬ驕りに穢されしふるさと彷徨ふ牛は何處へ 平成二十三年八月二十一日 5 TVニュースの映像で。 もっと見る
- かたおかにうす紅そむるもぢずりのあだにも捩る身のいとほしき 平成二十三年七月七日 10 もっと見る
- ほの暗き林にひともとやまゆりの千草をぬけて匂ひたつらむ 平成二十三年七月七日 9 もっと見る
- はてもなき核の不安に背をあはせけふも点しぬテレビの画面 平成二十三年七月七日 6 もっと見る
- わがこころ奪ふ泥棒かささぎも明日は忙し七夕祭り 平成二十三年七月六日 5 明日は七夕でカササギも総動員。と... もっと見る
- しのびよる核にをののく遠き空汗してつくす尊きこころ 平成二十三年七月五日 5 辞任したクズ大臣に比べ、防護服に... もっと見る
- 打ち水にうつるぎぼうし色ぬるるかげもはかなき石畳かな 平成二十三年六月二十九日 12 打ち水もすぐ乾いてしまって・・・ もっと見る
- 窓辺とふ夏虫ほのか尾をひきて飛びゆく方にあはき月かげ 平成二十三年六月二十九日 14 昔、京都郊外の下宿にて もっと見る
- 夏あさき青葉の木立こまどりの鳴く音なつかし乘鞍の尾根 平成二十三年六月二十八日 13 夏になると渡ってくる駒鳥、鳴く音... もっと見る
- 軒を出てあまま飛びゆくつばくろのかへればちひさき口四つ五つ 平成二十三年六月二十六日 8 もっと見る
- バス停に見あぐるひとみ夕雲をこへて明星かがやきそむる 平成二十三年六月二十五日 7 梅雨の晴れ間の夕映えとバス停の少... もっと見る
- 君が手の水無月うれしいくとせの思ひ尽きせぬならひなれども 平成二十三年六月二十三日 4 水無月は古来より京都で6月30日... もっと見る
- 裾に吹く風にならましとふひとの白きパラソル道に見ゆれば 平成二十三年六月二十三日 7 中学生のころに初めて見た川上澄生... もっと見る
- 峰霽るるやまふところにうへになりしたになりつつ蝶越えてゆく 平成二十三年六月二十二日 10 蝶は、「あさぎまだら」か？ もっと見る
- 花落ちてひかる玉水にはたづみおもはぬ裾に色そむるらん 平成二十三年六月二十二日 14 粕春大君様のお歌に、ふと思い出し... もっと見る
- ひと去りて小雨こぼるる庭隅にひとりしづけく沙羅散りにけり 平成二十三年六月二十一日 12 みんな帰っちゃった。 もっと見る
- 五月雨に野辺の笹百合つれづれと色のあはきをながめつるかな 平成二十三年六月二十一日 8 京都滋賀の山辺に数多く見られた笹... もっと見る
