falconさん
のうた一覧
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やはらかなレースに包む色あはき思ひはかなしうたかたの夢
平成二十二年九月十日
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テバルディやテ・カナワは健康的、...
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道ゆけば人は振り向くマロニエの光と影の二十歳の巴里よ
平成二十二年九月十三日
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またまた「マノン」、今回はマスネ...
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むらさきをそむる野菊の色あはき思ひかさねの裾にかをりぬ
平成二十二年九月三十日
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庭の片隅に、京都山科より移植した...
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あひみつる君うるはしの紅朽葉あかず別るる村雨の空
平成二十二年九月三十日
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紅朽葉=重ねの色
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權力も富も求めぬイルカらは青き海原意のままに越ゆ
平成二十二年十月一日
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石油のために戦争を仕掛け、資源の...
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木机に桜紅葉とどんぐりを並べて惜しむ秋の一日
平成二十二年十二月一日
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縁側で古いアルバムのページをめく...
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香も絶へて散る白梅をいかにせむ雪と積もりぬ苔のうてなに
平成二十三年三月一日
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浅草様のお歌にあわせて。
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白銀の綾なす糸にぬきとめてミモザに光る黄金の玉水
平成二十三年三月一日
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せっかく咲いたミモザに冷たい春の...
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みどり葉の陰にをくれし花淡くしのびしひとのおもかげぞそふ
平成二十三年四月二十一日
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白き手をそふもみだるる黒髮にかをるたちばなはつ夏の風
平成二十三年五月十七日
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とふひとの塩瀬の帯に百合かをり白き日傘は紬に揺るる
平成二十三年六月二日
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最近はすっかり見なくなった塩瀬の...
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散りぬれどこころづくしを思ひ出よとまるおもかげ乙女座の薔薇
平成二十三年六月五日
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「ヴィルゴ」は既に散り二番花を待...
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調緒の白きゆびさき音たへてむなしき色の村雨ぞふる
平成二十三年六月十二日
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暑き陽の路上に落とす影黒く秋は潜みて風立ちにけり
平成二十三年八月二十一日
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秋は忍者のように影に潜んでいる。
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熱き陽を眺むる窓の風知草かすかにゆらす秋のはつ風
平成二十三年九月十七日
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ゆくりなく落ち葉捲きあぐつむじ風あえなく止みてもとの陽だまり
平成二十三年十二月六日
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TTP、年金、医療そして増税。つ...
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にほひたつ花うす紅に霞くる夕日の空に染むこころかな
平成二十四年四月九日
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錆びついた扉は閉じてひと気なく春風にただ花の散りかふ
平成二十四年四月十八日
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「住まいも何も用意するから、身一...
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花を掃く巫女の袴にさらに散る名残の花のあとのはかなき
平成二十四年四月二十一日
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京都、上賀茂神社。
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五輪とか尖閣とかを持ち出して足元みぬは老害ならん
平成二十四年四月二十二日
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都民でなくてよかった。
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