falconさんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 赤き実は野麦峠の藪柑子照る実ながめつ女越ゆるらむ 平成二十一年九月三十日 7 岡谷の製糸工場から飛騨へ帰る女た... もっと見る
- お茶菓子を買い求めたる店先の箪笥に光る辰秋の技 平成二十一年九月二十五日 5 お茶会用に干菓子を買いに行くと箪... もっと見る
- 学問の自由守りて追われたる教授ら偲ぶいちょう散る道 平成二十一年九月二十五日 9 昭和6年、右翼議員の圧力に屈し文... もっと見る
- テーブルの木の温もりに長居して百万遍に時をわすれし 平成二十一年九月二十五日 7 昭和5年開業の、パリ カルチェ・... もっと見る
- 手に取れば香るさみどり高取の噐にかよふ松風の音 平成二十一年九月二十三日 9 さみどり＝濃茶 高取＝高取焼 松... もっと見る
- 夕暮れの駅に戸惑う白き杖手を伸ぶ女の横顔やさし 平成二十一年九月十日 7 ほっとしました。 もっと見る
- 秋の夜の月の桂に登り見るかずにもならぬわが身なりけり 平成二十一年九月八日 6 中国の伝説では月には桂の大木があ... もっと見る
- こころ病む子の手をひきて女は行きただみづひきの花ぞ搖れをり 平成二十一年九月八日 22 自分より大きな子供の手を引くひと... もっと見る
- みずひきの紅だに引かぬ横顔の白くかなしき子は病みてしか 平成二十一年九月八日 6 いうに言われぬ苦労もあったと思う... もっと見る
- うつろふは人の心と知ればこそ人を思ひぬ地の塩なれば 平成二十一年九月三日 7 もっと見る
- 木屋町の喫茶店なつかし注文にマニュアル通りのスタバの娘 平成二十一年八月二十九日 6 学生時代によく行った、ソワレ。 もっと見る
- 声荒き客に笑顔でレジを打つ小柄な娘にエールをおくる 平成二十一年八月二十九日 6 がんばって！ もっと見る
- 見上げれば桂の枝のたくましく土に生きよと教えるごとく 平成二十一年八月二十六日 4 もっと見る
- 地に在りて人の世見つめ詠いおり我一粒の麦なればこそ 平成二十一年八月二十六日 7 もっと見る
- 「戦争をずるく逃れて、泳ぐ奴！」祖父はテレビをプツンと消しぬ 平成二十一年八月二十一日 3 戦場で九死に一生を得た者には、兵... もっと見る
- 雲間よりほのかにみてし星に似て心やすけし反戦の歌 平成二十一年八月二十日 5 もっと見る
- 「私たち飛行機造っていたのよ」と叔母笑いたる若き夏の日 平成二十一年八月十日 14 女子供に武器を作らせて戦争に勝て... もっと見る
- 大連の民貧しくも活き活きとわれら忘れし心豐かに 平成二十一年八月七日 4 もっと見る
- 夕闇にネオン瞬く中山路中國ことばの渦にとまどふ 平成二十一年八月七日 1 もっと見る
- 歌詠めば「それがどうなの？」その鈍き心をいまもひどく憎みし 平成二十一年七月八日 11 もっと見る
