falconさん
のうた一覧
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名月を柳に隠しかよひくる風も香りぬおしろいの花
平成二十三年九月十四日
17
綺麗な名月でしたね。
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淡紅の花を浮かべて流れくる清水にむすぶ指の涼しき
平成二十三年九月十二日
14
厳しい残暑でも、水温は確実に下が...
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つかのまの花火も消えて帰る道かたへにすだく虫は秋の音
平成二十三年八月二十一日
17
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暑き陽の路上に落とす影黒く秋は潜みて風立ちにけり
平成二十三年八月二十一日
16
秋は忍者のように影に潜んでいる。
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夏あさき青葉の木立こまどりの鳴く音なつかし乘鞍の尾根
平成二十三年六月二十八日
13
夏になると渡ってくる駒鳥、鳴く音...
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軒を出てあまま飛びゆくつばくろのかへればちひさき口四つ五つ
平成二十三年六月二十六日
8
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峰霽るるやまふところにうへになりしたになりつつ蝶越えてゆく
平成二十三年六月二十二日
10
蝶は、「あさぎまだら」か?
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ひと去りて小雨こぼるる庭隅にひとりしづけく沙羅散りにけり
平成二十三年六月二十一日
12
みんな帰っちゃった。
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降る晴るる空にもあらぬ五月雨のしづくをそむるあぢさゐのいろ
平成二十三年六月十九日
12
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雨ごとに夏草茂り開発の爪あと隠すを見るぞうれしき
平成二十三年六月十五日
9
身近な丘や斜面が削られマンション...
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菩提樹に小鳥戲えてはらはらと琥珀散りくる夕かげの道
平成二十三年六月九日
11
歌音様の歌に次の名歌を思い出しま...
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翠柳の乱れてみゆる水の面にあはれあやめのさざなみと散る
平成二十三年五月二十九日
15
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消え残る雪も峠の遲桜こころづくしの春いまひとたび
平成二十三年五月十一日
11
連休は、飛騨から野麦峠を越えて木...
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春たつも軒の雫の音たへて雪になりける朝の雨かな
平成二十三年三月八日
9
雨だれの音がしなくなったと思った...
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白銀の綾なす糸にぬきとめてミモザに光る黄金の玉水
平成二十三年三月一日
16
せっかく咲いたミモザに冷たい春の...
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香も絶へて散る白梅をいかにせむ雪と積もりぬ苔のうてなに
平成二十三年三月一日
16
浅草様のお歌にあわせて。
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梅かをる縹の空のかきくもりこのめもはるの淡雪ぞふる
平成二十三年二月十三日
9
お水取りには、まだ間がありますね...
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饒舌にさざめく星のなか空を流るる川の舟とならまし
平成二十三年二月八日
15
今は一等星が最も多く見える季節。...
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ひとの世の驕りに枯るる松が枝に天の羽衣懸くる由なし
平成二十三年二月八日
13
地球温暖化の影響? 子供の頃の...
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つまらないテレビを消して窓の外天狼三つ星子犬燦めく
平成二十三年一月十八日
8
いまのTV番組、何とかならないの...
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