falconさんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- みどり葉に白雨きたりて「傘がない」駆け行く少女の濡れたブラウス 平成二十六年六月十三日 11 陽水と同年輩の男性が、雨宿りしな... もっと見る
- 身にとまる思ひはふかきむらさきのあやめ降る雨濃さまさりゆく 平成二十六年六月七日 17 もっと見る
- 夕闇にヘレネ降りたちくれなゐの衣の輝き一夜の夢よ 平成二十六年六月三日 5 ヘレネ＝トロイア戦争の原因となっ... もっと見る
- 麦熟し刈るは夜空の金の鎌美濃の野わたる風は夏色 平成二十六年五月二十九日 9 旅の途中に。 「金の鎌」はアナ... もっと見る
- 風光る朝を染むる朱の色の変わることなく人は老いゆく 平成二十六年五月二十八日 7 今年もみごとに咲きました。ドイツ... もっと見る
- 輝きを深紅につつみあふれ咲く汝に余剰の思想は見えず 平成二十六年五月二十三日 6 だから美しい。 もっと見る
- あかね舞ふ空につばめの姿なく流るる雲をひとり見てゐる 平成二十五年九月二日 11 もっと見る
- 天翔る日輪の馬車秋ゐたり日時計に置くアポロの衣 平成二十五年八月二十九日 10 もっと見る
- 夏の日の白さ悲しき天空に残る石垣つはものの夢 平成二十五年八月五日 9 但馬、朝来にある天空の城。日本の... もっと見る
- 霧島に染まる参道ふむひとの紬の裾にはつ夏の風 平成二十五年五月二十二日 7 5月初め、霧島ツツジがみごとです... もっと見る
- うす衣のあはきくれなゐ夕霞こころ残して街にまぎるる 平成二十五年三月二十三日 22 六義園（りくぎえん）の枝垂れ桜、... もっと見る
- をとめごの髮に戯へて街路樹の木の芽春風そらにたゆたふ 平成二十五年三月十九日 10 もっと見る
- 憂鬱の秘密ひろげる月影に婀娜たる蕾の憂ひをふくむ 平成二十五年三月十五日 8 「憂鬱の秘密ひろげる月」はシャト... もっと見る
- 梅が枝にこほる月かげ冴え冴えと雪かとまがう花にほゐたつ 平成二十五年二月二十七日 9 寒さに耐えて凛と咲き匂う梅の花が... もっと見る
- きさらぎの風やこほるも子供らのあかるき声に梅にほゐたつ 平成二十五年二月二十一日 12 もっと見る
- 折れし矢の水に刺さりて月蒼く黒き影吹く風蕭々と 平成二十四年十月二十六日 7 信州鹿教湯から頂いた我が家の沢瀉... もっと見る
- 木犀は蹉跌の道に青春のにがきこころを置きざりにする 平成二十四年十月九日 15 金木犀、香り、もの思う秋、の連想... もっと見る
- 夏の日を忘れかけてる街路樹の午睡の中に秋の闌けゆく 平成二十四年十月五日 13 もっと見る
- あかね舞ふ上ゆくヤンマのひとつかげ旅はるかなるサマリヤの井戸 平成二十四年十月四日 7 本歌、と言えるかどうか。斉藤茂吉... もっと見る
- 白魚の空に涼しき秋の日の包む悲傷にわれは哭きけり 平成二十四年十月二日 12 本歌は北原白秋「白魚の移ろふ群れ... もっと見る
