falconさん
のうた一覧
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手のひらにこぼるるルビー遠き日の傷みを照らし秋の陽の没つ
平成二十四年九月十八日
10
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隣席の乙女の膝の「赤と黒」遠くなりゆくあはきおもかげ
平成二十四年九月二日
13
電車内で、珍しく携帯端末を操作し...
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ひと恋ふはこころ空なる浮雲のたよりもならぬ身のかなしけれ
平成二十四年七月十日
16
梅雨晴れの空にぽっかりうかんだ浮...
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宵山に寄するひとなみ有松の百合にほゐたち君が手をふる
平成二十四年七月七日
16
七夕が過ぎれば京都は祇園祭へ。長...
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かささぎの美しき翼を渡りそめ逢ふ瀬たえせぬ天の川波
平成二十四年七月六日
12
雨模様の空なので明日の七夕は絶望...
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散りぬれどまた逢う春もあるものをかたみは久し花のおもかげ
平成二十四年七月四日
17
一緒になるということは相手の過去...
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駆け落ちをすればよかったねと笑ふ君美しく歳をかさねて
平成二十四年七月二日
23
年月は悲しいことも笑い話に変えて...
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門に咲く黒蝶搖らし格子戸を開くる島田にあはき月影
平成二十四年七月二日
13
黒蝶は、人気のダリヤ。島田=髪型...
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樟かをり風はつてなむいく昔越後上布にうつる木洩れ日
平成二十四年七月一日
13
青蓮院門前の樟の巨木は、今頃にな...
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白無垢に心をへだついくとせの垣の卯の花いまさかりなり
平成二十四年六月一日
14
真っ白な卯の花は白無垢の花嫁衣装...
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つまべにのひとへにそむる羽二重の裾に吹きなす賀茂の川風
平成二十四年五月二十一日
10
つまべに=爪紅、鳳仙花の別称。「...
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マロニエの花咲き散りて空とほくたへぬ思いにセーヌ流るる
平成二十四年五月十一日
10
もう久しく訪れていないパリの街。...
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薔薇摘むも帯はほどけて海を染め薫る移り香君が御胸に
平成二十四年五月十日
11
わが家の赤薔薇、パパメイアンが開...
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暗き枝に妖しくかかるルナ・ロッサ黒きうす衣毒薬ほのか
平成二十四年五月九日
13
毒薬(ポアゾン)、ディオールの香...
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ながれくる風のリボンか春暮れていくたびめぐる花のおもかげ
平成二十四年四月三十日
15
「風のリボン」は江間章子作詞・團...
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卯の花に洩る月かげにあらねどもひと夜にむすぶ露のはかなき
平成二十四年四月二十九日
8
夜露も朝にはあともなく。
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狂おしく散る花のなか山姥を舞うをかさねる春のかたみに
平成二十四年四月十二日
10
山姥=薪荷雪間の市川(常磐津)
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散りゆくをとめる術なきやまざくら雨あたたかくふりにし春よ
平成二十四年四月十二日
15
嫁いで行く人を止めることができず...
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見上ぐればとまる面影やまざくら踏む階段に狂おしく散る
平成二十四年四月十二日
10
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にほひたつ花うす紅に霞くる夕日の空に染むこころかな
平成二十四年四月九日
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