falconさん
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ゆく春を惜しむ涙と肩に散る花の参道醍醐寺の雨
平成二十七年四月二十六日
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地下鉄ができてからすっかり行きや...
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夕かげのよひらの色のうつろひはなさけもうすきあぢさゐの花
平成二十七年六月十一日
11
七変化でしょうか。本歌「あぢさゐ...
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五月雨の晴るる時なきこころには荒れにし庭の百合さへかなし
平成二十七年七月一日
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古民家再生の話もありますが、京都...
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「英霊の犠牲の上に今日がある」言葉むなしき為政者の声
平成二十七年八月十五日
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英霊になった人たちだって、(行き...
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なかぞらの月かげさやかとほき日に学びし法の輝きににて
平成二十七年九月二十八日
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大学の日本国憲法の講義では、9条...
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南風さそふ馴れにし道をけふかへてまだみぬ花をとふこころかな
平成二十八年四月一日
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本歌「吉野山こぞのしをりの道かへ...
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仰ぎ見る無窮の空になにごともなきかのごとく雲流れゆく
平成二十九年九月十五日
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国同士の恫喝ゲームに我ら庶民はな...
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猛暑日の続く銀座の交差点南京ことばの熱く響ける
平成三十年七月二十六日
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中国人観光客のバイタリティーに負...
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春風の吹き梳く柳の絲の間にさくら波寄る岸邊目にみゆ
平成三十一年四月九日
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既に桜も盛りは過ぎ、水面一面の花...
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遠ざかる後ろ姿を見送れば春の涙と花の散りかふ
平成三十一年四月三日
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桜がもう散り始めています。
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軒を打つ雨のしづくの音聞けば香る紅茶にショパンの調べ
令和元年七月四日
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午後の紅茶のひととき。そう言えば...
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君の名は初めて知った青い海寄せては返へす学校帰り
令和二年二月四日
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「戦争は間違いだった」と言いて死す幾多の命還ることなし
平成二十一年七月八日
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夏が来て遠き戦を父語る 誰がためなりやいまだ知らずと
平成二十一年七月十一日
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終戦の記念日暑く公園の向日葵みな黙祷している
平成二十一年八月十五日
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終戦の日も暑い日だったと聞いてい...
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秋の日にそぼ降る雨の優しさの身に染み入りて君を思ひぬ
平成二十一年九月三日
10
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文庫本一冊持って旅に出ようミニクーパーに「あこがれ」積んで
平成二十一年十月二十一日
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「あこがれ」石川啄木
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ひと恋ふる涙に曇る十三夜思ひすつれどうつる月影
平成二十一年十月三十日
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月日は移り、面影も映る・・・
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すれちがひ思はず振り向く夜会卷おもかげ遠き赤坂時雨
平成二十一年十一月二十八日
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雨の夕暮、赤坂で珍しく夜会巻に髪...
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未練すて身ををどらせる新雪の舞ひ立つ斜面にうつる面影
平成二十一年十二月十一日
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それでもなお・・・
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