falconさん
のうた一覧
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曼珠沙華花の盛りはすぎぬれどなおもの思ふ夕映えの道
平成二十一年九月二十八日
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ながれくる未完の調べに月待てば雲ふきはらふ庭の松風
平成二十一年十月九日
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シューベルトの曲を聴きながら待っ...
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変革の去年の炎は見えずともさだめなき世のともしびならめ
平成二十一年十一月十三日
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問題山積ですが理想の灯火は消えず...
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ゆくへなき思ひはるかに白雲の絶えて淋しき風花の町
平成二十一年十一月十七日
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日は沈みたなびく雲のたへまより地上に響く夕星のうた
平成二十一年十一月十八日
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獅子座流星群は見えなかったけれど...
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降りるバス釦を押せば「押したかった」と泣き出す子にひたすら詫びて
平成二十一年十一月二十日
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お母さんと一緒の子が、ボタンに指...
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木づたひに目白の羽風すぎゆけばもとの靜寂にただ紅椿
平成二十一年十二月十日
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椿の蜜を吸いにきた目白の群れが去...
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白き手に「ライ麦畑・・・」の本かかへ君走り来し鈴懸の道
平成二十二年一月三十日
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まだカルチェ・ラタンの雰囲気が漂...
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いくめぐり花はかをれどあは雪のつもる思ひにこの身ふりゆく
平成二十二年二月四日
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雪の日も、あちらこちらで梅の花が...
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新月のひかり艷めき紅梅の下にかよへる袖にうつろふ
平成二十二年二月二十日
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京都先斗町に立木は殆どありません...
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春風は瑞枝を吹きて白樺の芽もはる空に匂ふ夕月
平成二十二年三月二十八日
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庭の白樺が芽を吹きました。
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君が弾く琴に微睡む濡れ縁に沙羅の若葉の陰のやさしき
平成二十二年五月十五日
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六段。
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夕映えを切り裂くつばさ玄鳥の越えゆくかなた芦は燃え立つ
平成二十二年七月八日
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玄鳥=つばめ、飛燕
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大浪の洗ひて残るものぞなき土にも草の萌えいづるらむ
平成二十三年四月十九日
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立ち上がってください。
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消え残る雪も峠の遲桜こころづくしの春いまひとたび
平成二十三年五月十一日
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連休は、飛騨から野麦峠を越えて木...
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たちばなの瑞枝吹く風とおき日のふじむらさきの袖にかをりき
平成二十三年五月十七日
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柑橘系の香りは思い出を呼び起こす...
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ゐたづらに羽蟲とびかふ夏木立踏む露草の瑠璃のかなしき
平成二十三年六月三日
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原発事故、震災被害を政争の具とす...
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菩提樹に小鳥戲えてはらはらと琥珀散りくる夕かげの道
平成二十三年六月九日
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歌音様の歌に次の名歌を思い出しま...
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被爆せし老婆の言葉わすれたる罪ぞ悲しき夏の巡れば
平成二十三年六月十六日
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「私が見守るうちに夫が亡くなりま...
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あふれ咲く萩に時雨のふるさとは母の蛇の目の影もなつかし
平成二十三年十月二十七日
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