falconさんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 未練すて身ををどらせる新雪の舞ひ立つ斜面にうつる面影 平成二十一年十二月十一日 10 それでもなお・・・ もっと見る
- 拾ひたるもみぢ翳せば猩々緋君が扇の椿をおもふ 平成二十一年十二月九日 4 猩々緋はあざやかな赤色です。 もっと見る
- すれちがひ思はず振り向く夜会卷おもかげ遠き赤坂時雨 平成二十一年十一月二十八日 10 雨の夕暮、赤坂で珍しく夜会巻に髪... もっと見る
- うすけむり萠葱の袖に消えはつる跡だにもなき思ひはかなし 平成二十一年十一月二十二日 6 もっと見る
- 紅の炎に筆を投げ入れて思ひそめにし萠葱の袖に 平成二十一年十一月二十二日 5 萌葱（もえぎ）ねぎの芽の色で青緑... もっと見る
- さざんかの咲きにけらしな生垣の木の間に見ゆる一斤の袖 平成二十一年十一月十九日 5 山茶花の花なのか、あのひとの袖な... もっと見る
- わが恋ふるひとに山茶花咲きにほふ手折ればかなし花の散りゆく 平成二十一年十一月十九日 8 生花は古流を少々かじっただけです... もっと見る
- 冬枯れの水辺の芦に降る雨のさやぎて晴れぬこころかなしも 平成二十一年十一月十八日 7 芦、好きな植物です。 もっと見る
- 夕霞む忘れぬ花の面影よ垣ほ香りて夜露に濡れし 平成二十一年十一月十八日 4 秋には菊のかんざしをさしたひと。 もっと見る
- ゆくへなき思ひはるかに白雲の絶えて淋しき風花の町 平成二十一年十一月十七日 11 もっと見る
- わかれゆく袂をそむる夕時雨銀絲綾織る山茶花の道 平成二十一年十一月十七日 4 振り返りつつ去りゆくひとを隠す銀... もっと見る
- うつりゆく色はむなしとそむく身にとまる思ひをそむるもみぢ葉 平成二十一年十一月十四日 7 もっと見る
- 褄をとり歩むあしもと匂ひ立つ小菊にむすぶ露のはかなき 平成二十一年十一月十四日 4 もっと見る
- 桂川かへらぬ水を染めてなほ濡るる袖にも散りくるもみぢ 平成二十一年十一月十日 8 水面に映る紅葉と散りくる紅葉。何... もっと見る
- 翡翆なす苔に朱華の影みえてきみ舞ふごとくもみぢ散りくる 平成二十一年十一月十日 6 偶然、ばったり。 朱華（はねず... もっと見る
- 空高く放れし風船取れと泣くわらべぞかなし思ひはてなく 平成二十一年十一月九日 4 大切なものは、いつも失ってから気... もっと見る
- 流れくる「ベッキオ橋から身を投げ・・・」の思ひ切なく秋の暮れゆく 平成二十一年十一月八日 2 秋の夕暮れは、切なさがつのります... もっと見る
- 歌姫の声なつかしき「ルナ・ロッサ」苦しき恋の形見ぞかなし 平成二十一年十一月五日 4 ルナ・ロッサ＝赤い月、リュシエン... もっと見る
- 十六夜の月まつひとの赤朽葉文庫結びに思ひかさねし 平成二十一年十一月五日 6 赤朽葉、朽葉四十八色といわれる朽... もっと見る
- 黒繻子の帶に散りかふ紅葉川むすぶ手をとく微笑みかなし 平成二十一年十一月三日 7 銀杏返しに黒繻子締めて･･･ もっと見る
