あまいりょうさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
不器用な恋を冷凍庫にしまう九月の雨が降りだした夜
平成二十一年八月三十日
5
もっと見る
夢不足ぎみな真夜中なみだ目で現を喰らうバクはさみしい
平成二十一年八月二十六日
6
もっと見る
きみの手が微かに触れた傷痕に小さな羽根が生えはじめてる
平成二十一年八月二十二日
7
もっと見る
熟れすぎた夏がこぼれる病葉の下で反芻されゆく孤独
平成二十一年八月二十一日
4
もっと見る
傷ついたハートを隠しジョーカーを引いちゃったって堪えてみせる
平成二十一年八月十三日
9
もっと見る
ひとり旅の枕がサクリサクリと云うサクリサクリ 頑張ったねと
平成二十一年八月十二日
2
もっと見る
わたくしの右脳が愛する人のことを心臓側が密かに拒む
平成二十一年七月二十一日
4
もっと見る
楽しげな鼻歌までも嘘にする耳が 切っても切っても生える
平成二十一年七月二十一日
3
もっと見る
月が陽を喰らうあいだに吐きだしてしまおう腹に棲みついた蜘蛛
平成二十一年七月二十一日
6
もっと見る
拒むことなく充たしつづけるまっ白い陶器のような人でした
平成二十一年七月二十日
7
もっと見る
躓いて汚れたものは洗っても白くならない やさしくなれる
平成二十一年七月二十日
5
もっと見る
信号を無視する時の母親がほんの一瞬「かあさん」を脱ぐ
平成二十一年七月十四日
8
もっと見る
貝塚という街にたたずみ大らかな紀元の海の波音を聞く
平成二十一年七月十三日
7
もっと見る
わめこうが泣こうがきっと頭蓋骨は歯をむき出して笑った形
平成二十一年七月十二日
10
もっと見る
ウォータースライダーを滑るスクール水着が叫ぶネオフリーダム
平成二十一年七月十二日
3
もっと見る
天上を向くとなみだが頬を伝うので地球にハグして眠る
平成二十一年七月十二日
4
もっと見る
夏の陽に飛沫をあげて空に跳ぶ魚を胸に飼っております
平成二十一年七月十二日
6
もっと見る
踏切が街を止めてるその隙に死んで生まれてまた歩きだす
平成二十一年七月十二日
5
もっと見る
朝焼けのピンクでさそう野アザミの棘がぬけないままで出勤
平成二十一年七月十一日
3
もっと見る
2センチの距離まで許すほど長く街に居たのか紋白蝶よ
平成二十一年七月十一日
4
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
>>