佐々一竹さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
向日葵のかけらを抱いた青年はあの夏の日の表情のまま
平成二十一年七月八日
7
もっと見る
その飛沫われの頬まで濡らしたり華厳の瀑布見上げる午後に
平成二十一年七月八日
2
もっと見る
右肩に提げた鞄の奥底に掬い取れない闇潜みたり
平成二十一年七月八日
8
もっと見る
まっ白い青磁の皿に桜桃がふたつ寄り添う梅雨明け間近
平成二十一年七月七日
7
もっと見る
銀漢の向かいの岸に立つ汝よ一年ぶりの逢瀬たる日は
平成二十一年七月七日
2
もっと見る
清正公の築きしあげにし石垣を蟻一匹が登りつめたり
平成二十一年七月七日
10
もっと見る
いつまでもサラダばかりじゃ飽きられるあなたは何を食べていますか
平成二十一年七月六日
5
もっと見る
鍵穴の奥を覗けばこんこんとシュレーディンガーの猫が眠りぬ
平成二十一年七月六日
8
もっと見る
人形師 瞳に命籠めにけり節句準備のせわしさのなか
平成二十一年七月六日
3
もっと見る
樅の木の立ちたる儘に時は過ぎ青根温泉我を温めり
平成二十一年七月六日
6
もっと見る
一杯の麦酒で酔える夜もある二日たっても抜けぬことさえ
平成二十一年七月三日
5
もっと見る
いにしえの島津を知りし館かな桜島をも借景として
平成二十一年七月三日
2
もっと見る
火の消えし窯の煙突見上げたり或る若者の死を悼むため
平成二十一年七月三日
43
もっと見る
鉄路果て海とのはざま門司港という名の駅舎たたずみにけり
平成二十一年七月三日
6
もっと見る
幼子が舞妓へと化し髪結師仕上げに鼈甲簪を挿す
平成二十一年七月二日
1
もっと見る
淡々と弓師は竹を削りたり弓具屋裏に木枯しの吹く
平成二十一年七月二日
4
もっと見る
鳩居堂に漉き師ふらりと立ち入りぬ嫁ぎたる娘を見守るごとく
平成二十一年七月二日
5
もっと見る
唯ひとり霧積の湯に浸り居り麦藁帽の翔ぶさま想う
平成二十一年七月二日
2
もっと見る
大丸の流るる湯かな嘗て斯く乃木希典の潔き微笑み
平成二十一年七月二日
3
もっと見る
[1]
<<
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30