佐々一竹さん
のうた一覧
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踏切が鳴り響きおりあと三歩うしろに下がれと命ずるごとく
平成二十一年七月十四日
1
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自転車を押しながら行く酷暑かな多摩蘭坂に緑陰はなく
平成二十一年七月十四日
9
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薔薇色の薔薇を求める旅だった茨の道は承知の上で
平成二十一年七月十四日
8
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銀色の翼を待ちて少年は青年となる前夜を過ごす
平成二十一年七月十三日
4
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街道の月が静かに笑いたり死して旅する者居らずとぞ
平成二十一年七月十三日
3
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挽きたてのコーヒー豆の香が溢れ心おきなく独り占めする
平成二十一年七月十三日
6
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目立つことばかりを目指す連中は放置しておけ きんぴらつまむ
平成二十一年七月十二日
5
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白髪の映える老婦に憧れる含羞みながら花摘む日々に
平成二十一年七月十二日
7
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温かいアールグレイを嗜めばたいしたことがなき日も嬉し
平成二十一年七月十二日
9
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辛口のカレーに舌が音を上げる年をとるとはそういうことか
平成二十一年七月十一日
2
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宿酔のまま今朝迎え目が開かず最後の日本酒が余計だったか
平成二十一年七月十日
2
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提灯が微かな風に揺れている祭の朝を待ち焦がれつつ
平成二十一年七月十日
2
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荒川の土手走りたる少年の遠ざかる背に白き哀しみ
平成二十一年七月十日
8
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薫風がビルの狭間を駆け渡り覚醒の時ひろがり始む
平成二十一年七月十日
3
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雑踏の彼方流るる発車ベルその行き先は何処なのだろう
平成二十一年七月十日
6
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自らをうたびとと名乗る若者に訊いてみようか歌とは何か
平成二十一年七月九日
2
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籠いっぱい傘は溢れて忘れ物保管センターからの旅立ち
平成二十一年七月九日
4
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噴水は空に向かって立ちあがる逆らうことの恐さ知らずに
平成二十一年七月九日
9
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山あいの凍える如く深き夜に仏法僧が鳴きわたりたり
平成二十一年七月九日
6
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薄墨が茜の空に滲み浸む愛新覚羅溥儀の散り際
平成二十一年七月八日
4
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