佐々一竹さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 台風が接近するという予報生あたたかき風もう吹き始む 平成二十一年十月五日 3 もっと見る
- ダイヤルという四文字と縁遠き十余年なり 欠けたる思い 平成二十一年十月三日 4 もっと見る
- 並んでまで食べてみたいと思わない人気ラーメン店は素通り 平成二十一年十月三日 3 もっと見る
- 生ぬるい風があたりに満ちている鍛えるために遠くへいこう 平成二十一年十月三日 3 もっと見る
- 歯切れよく駅アナウンス響きたり朝のモヤモヤ吹き飛ばすため 平成二十一年十月二日 3 もっと見る
- 疲れても休む暇ない毎日が心地良いとは病気だろうか 平成二十一年十月二日 4 もっと見る
- とまり木にひとりグラスを手にすれば中は烏龍茶でかまわない 平成二十一年十月一日 3 もっと見る
- 家々にあかりが灯るその下で寛ぎがあり諍いもあり 平成二十一年十月一日 7 もっと見る
- 二十七階建てマンション竣工し最上階は雲間に隠る 平成二十一年十月一日 2 もっと見る
- 傘ささず秋雨のなか歩きだすこころに一つ染みを残して 平成二十一年十月一日 13 もっと見る
- そば屋にてうどんを食うかうどん屋でそばを食べるか文化の違い 平成二十一年十月一日 5 もっと見る
- 特売の葡萄が黒く翳なしてひとたちは皆過ぎ行くのみに 平成二十一年九月三十日 6 もっと見る
- 音もなく雨は降りだす父と子の深い眠りはさまたげられず 平成二十一年九月三十日 3 もっと見る
- ほの赤き林檎にナイフを入れる時深まる秋が展かれてゆく 平成二十一年九月三十日 14 もっと見る
- 玄米茶を渋めに淹れる午後三時残りの書類を書いてしまおう 平成二十一年九月三十日 4 もっと見る
- タックルの仕方が悪く怪我をする自業自得と言ってくれるな 平成二十一年九月二十九日 3 もっと見る
- 正解は会議室では得られない額に汗をかいて見つかる 平成二十一年九月二十九日 4 もっと見る
- 右頬の剃り残しやや目立ちいる君の背中を焦がす夕焼け 平成二十一年九月二十九日 3 もっと見る
- 走る人走らぬ人がいるなかで片方だけが正解じゃない 平成二十一年九月二十九日 14 もっと見る
- 曼珠沙華風の無き間も揺れやまず此岸に残る未練のごとく 平成二十一年九月二十九日 9 もっと見る
