佐々一竹さん
のうた一覧
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手袋がまるまったまま落ちている甲殻類の殻を思わせ
平成二十一年十二月十八日
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明滅す赤きランプが闇空で我が胸中は明かさないまま
平成二十一年十二月十八日
5
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心眼で覗いてみれば真実は思ったよりも汚いものだ
平成二十一年十二月十七日
8
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辻立ちの元代議士のダミ声は虚しきまでに駅に漂う
平成二十一年十二月十七日
3
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凍蝶が明日を探して舞いており聖夜賑わう人間界を
平成二十一年十二月十七日
4
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偽りの握手をあまた繰り返す右手の腫れも気にしないまま
平成二十一年十二月十六日
3
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石臼は我が腕で碾くしみじみと濃茶を点てて愛おしむため
平成二十一年十二月十六日
9
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無作為に開いた地図の場所へ行くそんな旅行もあっていいはず
平成二十一年十二月十六日
3
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境内に屯している土鳩にもヒエラルキーは厳然とある
平成二十一年十二月十六日
3
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締切の猶予は一日もあらず激辛流の生き様である
平成二十一年十二月十六日
2
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くっきりと二等星まで見える空放射冷却はじまっている
平成二十一年十二月十五日
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灯の消えた商店街にたたずみぬ笑うでもなく怒るでもなく
平成二十一年十二月十五日
4
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薄紅の薔薇を一輪挿しに入れ君の手紙を待つ日曜日
平成二十一年十二月十五日
6
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爆音を残しバイクの列が過ぎ木霊となって那須に響きぬ
平成二十一年十二月十五日
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冬帽子ぽつんと駅に置き去られこのまま春を迎えるだろう
平成二十一年十二月十五日
7
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幾年も共に暮らしし同志たる石油ストーブまた活躍す
平成二十一年十二月十三日
4
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思案橋を渡りあぐねているうちに冬至の闇が忍びよりたり
平成二十一年十二月十三日
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もう誰も名前を覚えてないだろう猿岩石の消えた片方
平成二十一年十二月十三日
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悠久の時間のなかで眠りたる黒耀石の鏃の欠片
平成二十一年十二月十三日
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エコというかけ声ばかり先行しエゴイストらの悪だくみなり
平成二十一年十二月十二日
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