佐々一竹さん
のうた一覧
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扇風機のタイマー切れて真っ直ぐに煙がのぼる蚊取り線香
平成二十一年八月十七日
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川べりを編隊組んで飛んでくるシオカラトンボ 夏去りゆくに
平成二十一年八月二十三日
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たそがれの雑木林のむこうから此岸と彼岸をつなぐ声する
平成二十一年八月二十五日
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口元は如何なる様か分からねど目は笑いたる歯科衛生士
平成二十一年八月二十八日
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秋彼岸神輿の通る足もとに目立たぬように彼岸花咲く
平成二十一年九月二十三日
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新しい一歩のための朝が来る見わたす限り雲のない空
平成二十一年九月二十四日
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気持ちよく酔えればそれで構わない夕焼け色の雲を肴に
平成二十一年十月十日
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白と黒 洗濯物に色はなく男寡婦が暮らす日々とは
平成二十一年十月十三日
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杖引きて歩く少女の通学の友と語らうまぶしかりしも
平成二十一年十月二十二日
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苦しめば苦しんだだけ得るものも大きいなんてただの幻想
平成二十一年十一月十七日
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安っぽい人形焼きであるけれど精いっぱいの父の手土産
平成二十一年十一月二十八日
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思案橋を渡りあぐねているうちに冬至の闇が忍びよりたり
平成二十一年十二月十三日
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心眼で覗いてみれば真実は思ったよりも汚いものだ
平成二十一年十二月十七日
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一本の樅の木が立つ邪念なく冷たき朝に風は吹かない
平成二十一年十二月十九日
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上弦の月はメロンのごとく熟れにじんだ空が雨をいざなう
平成二十一年十二月二十五日
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駅前にタクシーだけが溢れおり凍りつきたる或る昼下がり
平成二十二年一月八日
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夕暮れに麒麟麦酒を飲みながら遥か故郷の名をつぶやきぬ
平成二十二年一月二十六日
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棄てられた傘が一本揺れているみなし児たちは街にあふれて
平成二十二年二月九日
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小皿には愁いひとやま盛られおり辛き季節ぞ春というのは
平成二十二年四月十四日
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深煎りの熱き珈琲口にしてまた一日のはじまりの瞬間
平成二十二年四月二十三日
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