佐々一竹さん
のうた一覧
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いちまいの切符が君を誘いぬ波おと消える海辺の朝に
平成二十二年八月三日
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英霊に頭を下げる真昼間に蝉の最期の声が消えゆく
平成二十二年八月十七日
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途中下車印がくまなく押されたる周遊切符わがパートナー
平成二十二年九月十四日
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睦月尽 凍える首都は俯いて口を閉ざした人が行き交う
平成二十三年一月三十一日
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癒し系と呼ばれることは嬉しいが草食系じゃすこし悲しい
平成二十三年二月五日
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隣家から雨戸をあける音がしてぼくは再び仮面をつける
平成二十三年二月十五日
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積雪が三センチでも大雪と呼ばれる街にぼくは住んでる
平成二十三年二月十四日
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四十と三年前のこの夜も雪降りやまぬ首都でありしか
平成二十三年二月十四日
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昭和43年2月15日の未明、東京...
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ひと筋の道の向こうにあるだろう一朶の雲と夢の結実
平成二十四年一月十八日
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争いを極力避けて生きてきたそれでいいのかまだわからない
平成二十四年二月五日
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朝まだき凍つる空気が頬を刺し新聞少年自転車を漕ぐ
平成二十四年二月二十一日
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鍵穴の奥を覗けばこんこんとシュレーディンガーの猫が眠りぬ
平成二十一年七月六日
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右肩に提げた鞄の奥底に掬い取れない闇潜みたり
平成二十一年七月八日
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荒川の土手走りたる少年の遠ざかる背に白き哀しみ
平成二十一年七月十日
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薔薇色の薔薇を求める旅だった茨の道は承知の上で
平成二十一年七月十四日
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風強き海岸線をそぞろ行く我が弱点を隠しつづけて
平成二十一年七月十九日
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緩慢な時溢れおりアラームは鳴りっぱなしで電池が尽きる
平成二十一年七月二十七日
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青樫の幹に凭れていま暫しあなたを待とうハーモニカ手に
平成二十一年七月二十八日
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行き先を決めているのか飛行船のたりのたりと空滑りゆく
平成二十一年八月五日
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右頬に剃刀負けの赤き痕占いなんか信じていない
平成二十一年八月十一日
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