佐々一竹さん
のうた一覧
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ふた筋の飛行機雲をほどきゆく空は大地を統べるごとくに
平成二十一年七月二十九日
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大暑嗚呼焦げつく夏に程遠く驟雨豪雨が街を抉りぬ
平成二十一年七月二十八日
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カルデラの碧き鏡が輝きて外輪山は目を覚ましたり
平成二十一年七月二十七日
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蜩のかなしき調べかぼそけり山の麓に夕照映えて
平成二十一年七月二十七日
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清流とは呼べぬ小川に放たれた螢よ螢、淡き命よ
平成二十一年七月二十四日
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傷ついた雲雀は空に戻れないかつての空を夢見て眠れ
平成二十一年七月二十二日
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潮風を思い出すため紺碧のソファーに座り団扇をあおぐ
平成二十一年七月十九日
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午前九時すでに真夏日ひまわりの乾いた笑みが眩しくひかる
平成二十一年七月十八日
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夏草の猛々しくも弱々し中々本音言わぬ者たち
平成二十一年七月十六日
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打ち水の地面たちまち乾ききり今年の夏の牙垣間見ゆ
平成二十一年七月十五日
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薫風がビルの狭間を駆け渡り覚醒の時ひろがり始む
平成二十一年七月十日
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山あいの凍える如く深き夜に仏法僧が鳴きわたりたり
平成二十一年七月九日
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その飛沫われの頬まで濡らしたり華厳の瀑布見上げる午後に
平成二十一年七月八日
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清正公の築きしあげにし石垣を蟻一匹が登りつめたり
平成二十一年七月七日
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樅の木の立ちたる儘に時は過ぎ青根温泉我を温めり
平成二十一年七月六日
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いにしえの島津を知りし館かな桜島をも借景として
平成二十一年七月三日
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唯ひとり霧積の湯に浸り居り麦藁帽の翔ぶさま想う
平成二十一年七月二日
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