佐々一竹さん
のうた一覧
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高円寺駅のむこうの通りにて影と影とがすれ違いたり
平成二十一年十月二十七日
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杭打ちの音がするどく響きいる通りを歩く者下を向き
平成二十一年十一月七日
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飛翔せよわが滑空機薄明の渓を目指して迷うことなく
平成二十一年十二月七日
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背伸びしてクレーン三基立ち並ぶ天上界の人々のため
平成二十一年十二月九日
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曇天の朝もするどき寒さあり北鎌倉に冬が来たりて
平成二十一年十二月九日
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尖塔が冬にたたずむ街を歩く熱き缶コーヒー飲みながら
平成二十一年十二月十日
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エコというかけ声ばかり先行しエゴイストらの悪だくみなり
平成二十一年十二月十二日
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境内に屯している土鳩にもヒエラルキーは厳然とある
平成二十一年十二月十六日
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無作為に開いた地図の場所へ行くそんな旅行もあっていいはず
平成二十一年十二月十六日
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偽りの握手をあまた繰り返す右手の腫れも気にしないまま
平成二十一年十二月十六日
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辻立ちの元代議士のダミ声は虚しきまでに駅に漂う
平成二十一年十二月十七日
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鳥は鳥魚は魚の言語もち人と関係なく暮らしてる
平成二十一年十二月二十日
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霜柱が融けぬ一日過ごしたり諸々すべて進展はせず
平成二十一年十二月二十二日
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暖色の灯りが窓から溢れおり幾千万のサンタ来るらむ
平成二十一年十二月二十四日
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前方にほのかな灯りしんしんと星降る夜に浮かびあがりぬ
平成二十一年十二月二十五日
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老猫が寝息をたてて日向ぼこ今日のご飯を夢に見るらむ
平成二十一年十二月二十五日
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忙しい人も暇のある人もみな平等に年は暮れゆく
平成二十一年十二月二十六日
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傾いたままて伸びてゆく松の木はひとりで空を目指すのだろう
平成二十二年一月七日
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延々と貨物列車が過ぎてゆく名も無き町から名高き街へ
平成二十二年一月七日
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高速にヘッドライトが行き交いぬ見えないものが見えてくる夜
平成二十二年一月十四日
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