佐々一竹さん
のうた一覧
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ひと一人通れるほどの歩道にて水たまり飛ぶ脚を伸ばして
平成二十一年八月三十一日
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海沿いの村に住もうと決意せり石灰岩が崩れるまでに
平成二十一年八月三十一日
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負けたから投げやりになる人なのか立つ鳥あとを濁しっぱなし
平成二十一年九月五日
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自転車にまたがる君の背を追って赤信号も平気で渡る
平成二十一年九月十五日
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その昔数は力と教えられ盲信していた頃を恥じいる
平成二十一年九月十八日
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毒舌の上司を根っから憎めないその禿頭ぞ照り返りたる
平成二十一年九月十八日
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右頬の剃り残しやや目立ちいる君の背中を焦がす夕焼け
平成二十一年九月二十九日
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タックルの仕方が悪く怪我をする自業自得と言ってくれるな
平成二十一年九月二十九日
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音もなく雨は降りだす父と子の深い眠りはさまたげられず
平成二十一年九月三十日
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とまり木にひとりグラスを手にすれば中は烏龍茶でかまわない
平成二十一年十月一日
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歯切れよく駅アナウンス響きたり朝のモヤモヤ吹き飛ばすため
平成二十一年十月二日
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生ぬるい風があたりに満ちている鍛えるために遠くへいこう
平成二十一年十月三日
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並んでまで食べてみたいと思わない人気ラーメン店は素通り
平成二十一年十月三日
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台風が接近するという予報生あたたかき風もう吹き始む
平成二十一年十月五日
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引退という二文字がちらついて足をすくめることもあるのだ
平成二十一年十月五日
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閉店の告知貼らるるローソンに客押し寄せる白雨のなかを
平成二十一年十月六日
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客がみな帰ったあとのテントには祭の残り香だけ漂う
平成二十一年十月十日
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鞭打たれ走る馬あり鞭を打ち勝たねばならぬジョッキーが居り
平成二十一年十月十三日
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改札をタッチで抜ける癖がつき切符の買い方まで忘れてる
平成二十一年十月十五日
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結論の出ない議論に明け暮れる議論のための会議ならでは
平成二十一年十月二十二日
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