佐々一竹さん
のうた一覧
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日替わりで初夏と冬とがやってくる何を信じて生きるのだろう
平成二十二年四月十五日
5
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風はただ君の言葉を乗せていき見知らぬ国へ届けてくれる
平成二十二年四月十日
4
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散り散りになりたる塵を寄せ集め環を創らしむ惑星の力よ
平成二十二年四月十日
6
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石畳かそけき雨に濡れそぼる神楽坂下樟が立つ
平成二十二年三月三十日
7
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桜花水面に浮かべ神田川ざわめく街をゆっくり流る
平成二十二年三月二十九日
9
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山あいに北風小僧が駆け抜ける春は暦の上だけと知る
平成二十二年二月八日
3
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ビル風が乱れた軌跡を残しゆく新宿というchaosのなかで
平成二十二年二月六日
4
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傾いたままて伸びてゆく松の木はひとりで空を目指すのだろう
平成二十二年一月七日
3
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上弦の月はメロンのごとく熟れにじんだ空が雨をいざなう
平成二十一年十二月二十五日
8
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すべて霜 真白き膜に覆われた甘藍畑の静かな眠り
平成二十一年十二月二十三日
9
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ファインダー越しに夕陽を眺めたら歪んだ縁がしゃきりと浮かぶ
平成二十一年十二月二十日
5
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一本の樅の木が立つ邪念なく冷たき朝に風は吹かない
平成二十一年十二月十九日
8
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凍蝶が明日を探して舞いており聖夜賑わう人間界を
平成二十一年十二月十七日
4
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くっきりと二等星まで見える空放射冷却はじまっている
平成二十一年十二月十五日
7
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新幹線で東に行けば雨雲がかくも律儀に追いかけてくる
平成二十一年十二月十一日
4
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霊峰は地べたに暮らす我々を見下ろしている日がな飽きずに
平成二十一年十二月十一日
1
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曇天の朝もするどき寒さあり北鎌倉に冬が来たりて
平成二十一年十二月九日
3
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森閑と天文台が佇みぬ流星群の軌跡はいかに
平成二十一年十一月十七日
10
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澄みわたる空西方に雲はなし富士見坂より霊峰臨む
平成二十一年十一月三日
5
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京橋に環状線がすべりこむ颱風前の雨は不気味に
平成二十一年十月七日
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