佐々一竹さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 大きめのかばんに夢もがらくたも詰めて暮らそう 番茶を所望 平成二十一年七月二十日 3 もっと見る
- かなしみは生きる標を曇らせるそれでも我は生きねばならぬ 平成二十一年七月二十日 13 もっと見る
- 風強き海岸線をそぞろ行く我が弱点を隠しつづけて 平成二十一年七月十九日 8 もっと見る
- 干からびたチーズを口に放りこみ昨日の我のための懺悔を 平成二十一年七月十九日 3 もっと見る
- 峠道を走る十トントラックのブレーキ音が尾根に消えゆく 平成二十一年七月十九日 4 もっと見る
- 鴨川のほとり夏空夕まぐれトランペットの練習の音 平成二十一年七月十八日 12 もっと見る
- だらしなき浴衣姿の男どもよ帯は腰骨の高さで締めよ 平成二十一年七月十七日 7 もっと見る
- 駅前の広場でギター奏でたる青年の指熱く滑りぬ 平成二十一年七月十六日 1 もっと見る
- 剥きかけの巨峰を狙う黒猫がベランダで鳴く猫なで声で 平成二十一年七月十五日 5 もっと見る
- 青竹を軽やかに踏む長老の膝は機械のごとく上下に 平成二十一年七月十四日 1 もっと見る
- 踏切が鳴り響きおりあと三歩うしろに下がれと命ずるごとく 平成二十一年七月十四日 1 もっと見る
- 薔薇色の薔薇を求める旅だった茨の道は承知の上で 平成二十一年七月十四日 8 もっと見る
- 街道の月が静かに笑いたり死して旅する者居らずとぞ 平成二十一年七月十三日 3 もっと見る
- 挽きたてのコーヒー豆の香が溢れ心おきなく独り占めする 平成二十一年七月十三日 6 もっと見る
- 白髪の映える老婦に憧れる含羞みながら花摘む日々に 平成二十一年七月十二日 7 もっと見る
- 辛口のカレーに舌が音を上げる年をとるとはそういうことか 平成二十一年七月十一日 2 もっと見る
- 提灯が微かな風に揺れている祭の朝を待ち焦がれつつ 平成二十一年七月十日 2 もっと見る
- 雑踏の彼方流るる発車ベルその行き先は何処なのだろう 平成二十一年七月十日 6 もっと見る
- 自らをうたびとと名乗る若者に訊いてみようか歌とは何か 平成二十一年七月九日 2 もっと見る
- いつまでもサラダばかりじゃ飽きられるあなたは何を食べていますか 平成二十一年七月六日 5 もっと見る
