佐々一竹さん
のうた一覧
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自らの宣伝なんておこがまし評価は後からついて来るもの
平成二十一年八月二日
6
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大鯰が棲んでいるというこの池に立入禁止の看板が立つ
平成二十一年八月一日
5
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雀荘にくぐもる声と音響く昭和と同じ時の流れで
平成二十一年七月三十一日
3
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棋士曰く駒は並べるもの故に「将棋倒し」は使わないという
平成二十一年七月三十一日
2
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何もかも置き去りにして走りたい丑三つ時の首都高速を
平成二十一年七月三十一日
11
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拝啓で始まる手紙を書くならば万年筆の蒼が相応し
平成二十一年七月三十日
12
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完熟のマンゴーの艶うるわしく王と呼ばれる品格にあり
平成二十一年七月三十日
3
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煙突が壊されてゆく閉店後三日もたたぬ元銭湯の
平成二十一年七月三十日
7
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微睡めば数多の人が通り過ぐ裏切られたる数に等しく
平成二十一年七月二十九日
12
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即興で曲を仕上げてピアノ弾く昼の花火のようなひととき
平成二十一年七月二十九日
6
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緩慢な時溢れおりアラームは鳴りっぱなしで電池が尽きる
平成二十一年七月二十七日
8
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ゆっくりと包丁を研ぐ昼下がり捌く相手はこれから探す
平成二十一年七月二十七日
9
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風鈴の音に誘われさくさくと知らない町を歩く愉しさ
平成二十一年七月二十六日
3
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戻り梅雨らしき週末つつがなく過ごそうとして文庫本読む
平成二十一年七月二十六日
5
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躊躇いの毎日だから行き先も出立の日もまだ決まらない
平成二十一年七月二十六日
6
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すべて夢きのうの蝕も君の掌の上で踊った妖精たちも
平成二十一年七月二十四日
6
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池に棲む鯉には鯉の掟あり大なることは優れたること
平成二十一年七月二十四日
4
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曇天の奥が一筋ひかりたり惑える者の希望のごとく
平成二十一年七月二十二日
3
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眠れない真夏の夜の街はずれ耐震補強工事始まる
平成二十一年七月二十二日
4
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つきかけた嘘を喉に押しこんで明日の天気の話をしよう
平成二十一年七月二十一日
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