佐々一竹さん
のうた一覧
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今宵また最終列車に乗り過ごす者が織りなす物語在り
平成二十一年十二月七日
4
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飛翔せよわが滑空機薄明の渓を目指して迷うことなく
平成二十一年十二月七日
3
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街ゆけば師走の風が身にしみるビニール傘が飛ばされており
平成二十一年十二月四日
5
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祈るため人は集まる静寂にステンドグラスのマリアほほえみ
平成二十一年十二月四日
4
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その昔駅には切符切りが居り楽器のごとく鋏鳴らしき
平成二十一年十一月二十八日
7
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安っぽい人形焼きであるけれど精いっぱいの父の手土産
平成二十一年十一月二十八日
8
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教会の鐘は乾いた音放つプラタナスの葉が落ちる街から
平成二十一年十一月二十八日
5
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魂の被覆を剥けばさむざむと汝を短絡せむがごとくに
平成二十一年十一月二十四日
5
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死期悟る女男に涙のこぼれたる人形浄瑠璃曽根崎心中
平成二十一年十一月二十四日
5
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巨大なる絵本を繰りておさなごの嬉々と笑える姿なごめり
平成二十一年十一月二十一日
9
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小春日に青々とした陽射しあり疲れし者は眠れるのみに
平成二十一年十一月二十一日
5
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年老いた河に大きな橋があり少年が身を乘り出してゐる
平成二十一年十一月二十一日
7
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ひと月の半分ほどが出張ぞ住民票はどこにすべきか
平成二十一年十一月十九日
6
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森閑と天文台が佇みぬ流星群の軌跡はいかに
平成二十一年十一月十七日
10
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本当に苦しい時は血も反吐もなんにも吐けずたたずむばかり
平成二十一年十一月十七日
6
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一本の糸にすがって耐えている嵐のあとの眩き日々よ
平成二十一年十一月十七日
7
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苦しめば苦しんだだけ得るものも大きいなんてただの幻想
平成二十一年十一月十七日
8
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杭打ちの音がするどく響きいる通りを歩く者下を向き
平成二十一年十一月七日
3
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蒸しパンを千切って口に放りこむ小春日和の立冬の朝
平成二十一年十一月七日
5
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澄みわたる空西方に雲はなし富士見坂より霊峰臨む
平成二十一年十一月三日
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