佐々一竹さん
のうた一覧
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海沿いの村に住もうと決意せり石灰岩が崩れるまでに
平成二十一年八月三十一日
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切り札は最後にとっておく性で使い処をいつも見逃す
平成二十一年八月三十一日
10
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ひと一人通れるほどの歩道にて水たまり飛ぶ脚を伸ばして
平成二十一年八月三十一日
3
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渋滞の近きを知らせる灯りかなあと二時間は辛抱である
平成二十一年八月三十日
2
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雨つづくことを伝える予報士の眉間かすかに皺生まれたり
平成二十一年八月二十九日
6
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引き分けのない戦いは勝者にも敗者と同じだけ傷を負う
平成二十一年八月二十九日
4
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宿題を抱えたままで時間切れ自民候補のごとくうろたえ
平成二十一年八月二十八日
3
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口元は如何なる様か分からねど目は笑いたる歯科衛生士
平成二十一年八月二十八日
8
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ライバルは己が影だと公言し前だけを見る真の勝負師
平成二十一年八月二十八日
6
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横丁の猫が過ぎゆく横丁の猫は尻尾を天に突き上げ
平成二十一年八月二十七日
3
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影を負う青年ひとり佇んで声無き声を拾わんとする
平成二十一年八月二十五日
10
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たそがれの雑木林のむこうから此岸と彼岸をつなぐ声する
平成二十一年八月二十五日
8
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腰掛ける者ぞ全てが眠りたる渋谷行き午前八時の車内
平成二十一年八月二十五日
3
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名も知らぬ南の島を地図で追い次の休みに出掛けてみたい
平成二十一年八月二十四日
5
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散り散りになって路傍に舞い上がる夕刊フジの巨きな活字
平成二十一年八月二十三日
6
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風まかせの旅はどうだい飛行船メビウス号の軌道を思う
平成二十一年八月二十三日
11
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音だけが響く花火に導かれ夜道を歩くいつしか走る
平成二十一年八月二十二日
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人はみな若き姿を懐かしみ老いる姿を怖れて生きる
平成二十一年八月二十一日
4
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ほのぼのとした夜だった手のひらで鳴るオルゴールまもなく止まる
平成二十一年八月二十一日
4
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公園の街灯めがけ白蛾舞う平和な夜に胸なでおろす
平成二十一年八月二十一日
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