庭鳥さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ちいさ指常日の酷使反旗して足をむくませ靴締め付ける 平成二十三年六月三日 10 もっと見る
- 花束は好きだけれども我が家には花瓶は無いのブリザーブドで 平成二十三年六月三日 8 花屋の前を通るとき、ついミニ・ブ... もっと見る
- 入梅の知らせに呼ばれクレマチスひとつふたつめ真夜中に咲く 平成二十三年六月一日 12 もっと見る
- 節電で明かり途絶えた地下廊下ゴーストタウン手探りあるく 平成二十三年三月十七日 7 もっと見る
- もし今夜大揺れと火事来るならばためたロールは燃えてサヨナラ 平成二十三年三月十七日 7 いざという時のために備えるのは大... もっと見る
- 「大規模な停電かも」と船を去るネズミの群れが駅に駆け込む 平成二十三年三月十七日 6 職場では夕方の館内放送で、早期帰... もっと見る
- ブルブルを感じ毛布の隙間から震度３かとそっと息つく 平成二十三年三月十七日 2 もっと見る
- 毎夜来る地震速報念のため開く戸の外蕾色づく 平成二十三年三月十七日 9 もっと見る
- 二十階とても登れず受付の椅子におさまる老役員氏 平成二十三年三月十二日 6 職場の近隣ビルで、天井が崩れる被... もっと見る
- 肩こりも遠いどこかへ飛んで行き大揺れの度柱に縋る 平成二十三年三月十二日 6 船に乗って大揺れにあっているよう... もっと見る
- もう桜咲いていたんだ上野山帰宅難民山に道にと 平成二十三年三月十二日 4 もっと見る
- 上野まで無言で歩く人々にしみじみ香る沈丁花かな 平成二十三年三月十二日 24 丸の内から京成上野駅まで歩く。 もっと見る
- みの虫の眠りを破る明け方の地震速報言葉すら出ず 平成二十三年三月十二日 7 もっと見る
- この年で朝帰りすることになりひとりで照れてひとり言い訳 平成二十三年三月十一日 13 もっと見る
- 人混みの名店街に咲く梅が我をひととき田舎に帰す 平成二十三年三月十日 8 もっと見る
- 仕出し屋の暦によれば節分の日に新年が訪れて春 平成二十三年二月五日 11 旧暦だと、まだ三が日 もっと見る
- 春立ちの光りを浴びて前髪に混じる白糸ちらちら揺れる 平成二十三年二月四日 10 もっと見る
- ささやかな安らぎとして一割りすコートドールのチョコかみ砕く 平成二十三年一月二十八日 16 もっと見る
- 独り占め。煙の名残漂わすあなたに向けて相槌をうつ 平成二十二年十一月九日 7 もっと見る
- 禁煙の話題飛び交うおじ様の胸にはいまだマルボロの箱 平成二十二年十一月九日 8 もっと見る
