庭鳥さん
のうた一覧
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ぱんぱんに膨れたバック中身はね弁当だって君に見せたい
平成二十二年一月二十日
5
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温もれど我が足先は冷えたまま地面まだまだ春にはなれず
平成二十二年一月二十日
4
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沈黙を破る言葉は寒暖と帰るかどうか(もっとあなたを!)
平成二十二年一月十九日
2
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うた無くば何気ない日々さりげなく過ぎたのだろう。恋の如くに
平成二十二年一月十九日
6
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人探し開けた扉に君がいて仕事が只の口実と化す
平成二十二年一月十九日
3
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ああやっと三寒四温なってきたカイロなどよりやはり太陽
平成二十二年一月十九日
5
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水仕事君のためならひび割れがさらに増えても嬉しいだろう
平成二十二年一月十九日
6
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血広がる白手袋と引きかえにまめ痕残る君の手を見る
平成二十二年一月十八日
2
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「ほわほわとした目をしてる」目の前のいい男言う(あなたのせいだ)
平成二十二年一月十八日
4
風邪ひいた?と言われる。
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車乗り待機する人近付けば上目使いで見返すあなた
平成二十二年一月十八日
2
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つま先に流る血液変温で凍りつかない温まらない
平成二十二年一月十八日
7
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ざらざらの指先を撫で「舞踏への勧誘」を聞く。さあ月曜だ
平成二十二年一月十八日
4
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一問えば二倍三倍返す君恥ずかしがらず明日も問おう
平成二十二年一月十七日
4
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明日会えば何を話そう。クリームを塗り塗りしつつ頭悩ます
平成二十二年一月十七日
4
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震災の!とく過ぎ去れど思い出す高架崩れたモノクロ写真
平成二十二年一月十七日
5
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血の滲むささくれ庇い持つ楊枝ゆさりと揺れる雪見だいふく
平成二十二年一月十七日
3
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ひらひらと窓から振る手曲がるまで視界去るまで飽きず見送る
平成二十二年一月十七日
3
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側溝に氷張る地下吹く風に指震わせてただ春待つの
平成二十二年一月十六日
2
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あの人と立ち話する同僚に知らず向けてた嫉妬の目線
平成二十二年一月十六日
4
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前髪を切ることにする君を見る視界に簾かけたくなくて
平成二十二年一月十六日
3
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