庭鳥さん
のうた一覧
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大木にぴたり寄り添う野の藤を羨みながら過ごす週末
平成二十二年五月八日
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ちょっとホラー(笑)
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ポイントのシール集めにパンを買う別に使わぬ皿なんだけど
平成二十二年五月十日
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ありがち(汗)
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明星が月の船乗り夜空行くスカイツリーを遥かにこえて
平成二十二年五月十六日
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風そよぎ黄緑葉裏つややかにはたはた揺れて田植え労う
平成二十二年五月十九日
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ツイッターで詠んだものを、推敲。
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道渡る毎にトラック花屋さん彩花こぼれる銀座の小道
平成二十二年五月十九日
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三日月を話題にあげる暇なくあなたは帰りもはや半月
平成二十二年五月二十一日
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通路ゆく君の細腰眼でなぞる呟く声にそっと寄り添う
平成二十二年五月二十八日
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幾重にも支柱巻き付くクレマチスもうほどけない君への思い
平成二十二年六月十一日
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薄暗い蛍光灯がわたくしとあなた見守る証人でした
平成二十二年六月十三日
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手もあげず頭も下げず冷静にわたし眺めてでていった君
平成二十二年六月十六日
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制服が半袖になり太陽が剥き出しの腕ぎりぎりと刺す
平成二十二年六月十七日
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糧を得るその難しさぼやく君夏の季節も荒れた手の平
平成二十二年六月二十五日
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月探す雨上がり夕雨雲が月平らげたまた雨が降る
平成二十二年六月二十六日
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見えず、残念
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なんとなく寄席に行きたく思うのは上野を通り帰ったからか
平成二十二年七月一日
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メールなど見れない筈の母上の元から写メが送られて来た
平成二十二年七月三日
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実際に送ったのは、姉
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ぽつぽつと夏の話題が広がっていつ休もうか牽制しあう
平成二十二年七月七日
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全開の窓の向こうで口笛のメロディーライン追ってみたけど
平成二十二年七月十九日
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風のない夜に空気を揺らすのは夏虫障子激突の音
平成二十二年七月二十一日
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バツバツで描いてみたいちくちくと女の子趣味クロスステッチ
平成二十二年七月二十二日
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窓越しの横顔わずか笑んでいた認識以前あなたの記憶
平成二十二年七月二十七日
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