庭鳥さん
のうた一覧
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もみぢするときを待たずに晩秋の南瓜の色に店が色づく
平成二十二年九月十五日
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ハロウィン、あっという間に広まっ...
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散るときを待ちながら咲くしらじらと風にあおられ夫を待つ萩
平成二十三年十一月十九日
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一夜明け帰宅した日を書き留めた歌を今年も同じ日に見る
平成二十五年三月十二日
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お久しぶりです。
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明るいと、よく言われます。わたくしの歌を読んでも思うのかしら?
平成二十一年十一月十七日
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まぁ、ノー天気なのは確かですが
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今日もまたひとり話さず黙々と歌を詠んでる膝に湯たんぽ
平成二十二年一月十一日
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車窓から朝日が入る君眠る窓にも朝日さしていますか
平成二十二年三月八日
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がたごととスーツケースを引く前に色目広げる木蓮の花
平成二十二年三月二十二日
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年度末なのだと悟る役員が次から次へ飲みに出掛ける
平成二十二年三月二十九日
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歌わないことは意志かもしれないが歌えることは意志だけならず
平成二十二年四月二十六日
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干上がって草木も枯れた我が胸に一言ありて涙雨降る
平成二十二年五月三十日
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次に会うまではこの爪切らないで会えたらそっと跡をつけよう
平成二十二年六月七日
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出会いまた出会った先で繋がってときに溺れるつぶやきの海
平成二十二年六月七日
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太陽の光のもとで君と会うことができたら幸せでしょう
平成二十二年六月十三日
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エコ、エコと浮き世騒げば騒ぐ程わざとらしくてエゴにかも似る
平成二十二年六月十八日
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振替の常磐線で懐かしいボックス席と久々にあう
平成二十二年七月一日
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雨降った筈ですけれどクレマチスいまだ葉っぱがお辞儀してます
平成二十二年七月十一日
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記念日と言うべきだろか君のこと認識した日(会った日でなく)
平成二十二年七月二十五日
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全開に開けた窓から風入る羽虫もそっと失礼します
平成二十二年八月六日
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すくわれて放され飛ぶもシオカラはもはや真っ直ぐ飛べないトンボ
平成二十二年八月二十日
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旅に出るよりも楽しい旅立ちを夢見つらつら調べてるとき
平成二十二年九月十六日
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