庭鳥さん
のうた一覧
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傍目にも疲れていると思われて君いない日は余生みたいだ
平成二十二年四月十九日
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右の手でドアを開けてる両の手で持つより良いねゆっくり開ける
平成二十二年四月二十四日
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庭鳥も、折り句に便乗(笑)
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なんとまあきれいなものかあおによしならのみやこはとしをとっても
平成二十二年四月二十六日
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何ときれいな平城京って覚えました...
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連休はお仕事ですか聞けぬままあなたは行った雨雲連れて
平成二十二年四月二十八日
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猫さんの鳴き声もなく鼠さんかけっこもなく隣はお留守
平成二十二年四月二十九日
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片隅の半袖を出す突き刺さる夏に抗してクリームを塗る
平成二十二年五月五日
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庭鳥も便乗(笑)
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通過駅下車してランチ地上には知らない街が息づいていた
平成二十二年五月五日
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錯覚であるだろうけど君ふっとこちらを向いて見詰めていたね
平成二十二年五月十三日
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女子会の証としよう三日月と並び輝く宵の明星
平成二十二年五月十七日
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あと一人で、トロイア戦争再発?
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もう夏ね君もわたしも夏が好き汗かきながら話しましょうよ
平成二十二年五月二十一日
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傍らに君在るものと想像し行幸ギャラリーしずしず歩く
平成二十二年五月二十五日
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暑いねとあなたが言えばそれだけで微笑み浮かぶ(暑いですねえ)
平成二十二年五月二十七日
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目を伏せた君の睫毛を目の前で見入り思わず周り気にする
平成二十二年五月二十八日
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前髪にちらちら混じる粉雪を留め置くべきか鏡を見遣る
平成二十二年五月三十一日
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夜風乗り響くチャイムにカラスなく声に送られ帰宅の生徒
平成二十二年六月一日
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競争よあなたが髪を切るまではのばしていよう肩を過ぎても
平成二十二年六月六日
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土もっただけでクレソン二日前よりも大きく葉を広げたり
平成二十二年六月七日
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代わり映えしない求人先週と同じ名前が並んでばかり
平成二十二年六月九日
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ふうわりと波打つ髪の横に立ち会えた喜びそっと噛み締め
平成二十二年六月十一日
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故郷を離れ八年気がつけばメジャーになりし知らぬ名物
平成二十二年六月二十日
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