水葉さん
のうた一覧
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月影にぎらりと見えし言の葉は抜き身の刃我が胸が鞘
平成二十二年二月八日
10
なんとなく。 深い意味はな...
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あるがまま我が身の流れ受け入れつただ幸いと白く咲けるを
平成二十二年三月九日
10
多くを望まぬ白き花。
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揺らぎたれ心の奥でゆらゆらと灯火ひとつ安らぎとなれ
平成二十二年四月十三日
10
程良く揺らぐ蝋燭の灯火に心安らぐ...
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儚くも琥珀に輝く抜け殻を胸にしまいてこの夏を生く
平成二十二年七月二十四日
10
いく:生きる・行く・往く、はたま...
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かたちなくむねのおくにぞありけるをときにふるえてわれをゆさぶる
平成二十二年十一月二日
10
形ある事柄より無形の記憶から呼び...
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ぬばたまの夜にひかりを掲げ持つ闇に落ちたる影を従え
平成二十二年十一月三日
10
振り払っても振り払っても。
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患うは胸の奥底あまやかに含み味わう恋の適量
平成二十二年十二月二十八日
10
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雨音に我の気持ちを流しゆく喜怒哀楽をただ雨音に
平成二十三年二月二十三日
10
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紡ぎたる言の葉既に失われ 形代流れり想い残れり
平成二十一年六月二十七日
9
短歌を考える時に頭の中で色々言葉...
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あの空に輝く瞬き海降りて皆と漕ぎたるこの海原を
平成二十一年六月二十九日
9
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天仰ぎ雨雲隠す月をみる いずれ晴れたる そのひくるらん
平成二十一年七月一日
9
いつも晴れとは限らない。 雲の...
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言の葉が総てであったあの頃と変わらぬ世界ここにとぞある
平成二十一年七月一日
9
歌を交わしその方の人柄を偲び慕い...
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この河の流れ深みに惑わずにいざ渡り来よぬばたまの夜に
平成二十一年七月十六日
9
「いざ渡り来よ」を詠みたくて。。...
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見やば見よ触れなば触れんこの肌に秘めるることぞ知る由もなく
平成二十一年七月二十五日
9
気付いて欲しいと思う反面、 気...
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降りてほど冬の深さと言う人の深き雪をもとけし春待つ
平成二十二年一月十四日
9
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薄青の硬き雫は涙型淡き哀しみ留め輝く
平成二十二年三月一日
9
3月の誕生石:アクアマリン 石...
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悲しみを留めおきたるそのいしを胸に抱きて進むこの路
平成二十二年三月一日
9
3月の誕生石:アクアマリン 石...
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咲けよ咲け背なにひとひら紅の熱きくちづけうつし心に
平成二十二年四月九日
9
うつし心:本心
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すれ違い言葉交わせず逢えぬ日も想い抱きつ香を抱きつつ
平成二十二年四月十七日
9
手で包む。 総てを包み、眠...
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歌を詠む心に浮かぶこのすべて呼吸するよに見つめるように
平成二十二年四月二十日
9
さらりと詠みたいものですが、スト...
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