水煙さん
のうた一覧
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蝉の声水底までも響きしや 鯉は木陰にこもりて休み
平成二十一年七月十三日
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傾いた草木を戻し得たように仕事なしたる日は背筋伸び
平成二十一年七月十三日
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飛行機の白い飛跡がゆるゆると溶けて解けて龍と化す時
平成二十一年七月十日
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積乱と太陽しろす蒼穹へ挑む鉄塔黒く揺るがず
平成二十一年七月十日
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まちごとにゴミ吹き溜まる陰があり 我吐く煙目に沁みる場所
平成二十一年七月十日
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制服の丈巻き上げる乙女らの夏は短く命は強く
平成二十一年七月十日
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たいきよりみずしぼりだしあせとなしこえをかけあうもくひょうめざし
平成二十一年七月十日
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自販機のアリバイ残す道端の壁を侵すは芽吹きの穂先
平成二十一年七月九日
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磯の香を含んだ霧が街覆い 独り寝し我の部屋へ染み入る
平成二十一年七月九日
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波打ちにひとりしるした水茎を 鳶と海月にだけは教える
平成二十一年七月八日
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午後七時雲の社が炎上し 明日は朝から消火活動
平成二十一年七月八日
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七夕の宵に溺れてゆられゆき たどり着きたしふたりの星へ
平成二十一年七月八日
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入道が暗く固まる低い雲 蹴散らした今日 夏が始まり
平成二十一年七月七日
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初夏の街大声語る人々が 手にして歩くカラッポ風船
平成二十一年七月七日
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携帯を開きては閉じ繰り返し 空を眺める休日の午後
平成二十一年七月七日
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ツバメ飛ぶ低く速く虫を狩るめざすは南 梅雨のただなか
平成二十一年七月六日
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心臓を取り出し君に渡したい握り潰せば笑顔になれる
平成二十一年七月六日
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雨降りて緑は深く濃く強く 闇を育てて生命創る
平成二十一年七月六日
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部屋の奥照り込むまでに西日のび史読む手止む富士は茜に
平成二十一年七月五日
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赤と青路地裏積んだビールケース 無駄に鮮やか夏の夕暮れ
平成二十一年七月五日
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