たんぽぽすずめ。さん
のうた一覧
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蝶々の待ち焦がれたる鱗紛を月下へ放つ 如きの聖夜
平成二十一年十二月二十三日
7
鱗紛を月下へ放つ聖夜かな。
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踏まれても野辺に小さき太陽を永久に咲かせり たんぽぽの花
平成二十一年十二月二十三日
15
踏まれてもたんぽぽの野は宇宙かな...
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容赦なく砂金を散らす産声の朝に歌人であれば躊躇う
平成二十一年十二月二十二日
17
砂金散る朝の初音に詩を書けず。
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イヴ前に君と酒宴でイブイブに変える聖夜がひたと近づく
平成二十一年十二月二十二日
3
ひたひたと寄りし君とのイヴ前夜。
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漂白って何をすんだと聞く父と真白く染まる夕べの厨
平成二十一年十二月二十二日
4
漂白の意味聞く父に白髪かな。
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我が闇をブラックホールに比喩させて恋慕を吸って消したい月夜
平成二十一年十二月二十二日
4
我が比喩の闇へ吸い込む君の月。
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飲み過ぎておぼろ月夜の目だけれど睫毛に乗せた星に見とれて
平成二十一年十二月二十二日
11
飲み過ぎの睫毛の星の訳は何。
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初雪の新宿駅の隅っこの雪だるまには眼鏡が似合う
平成二十一年十二月二十一日
13
まだ降ってませんが。
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日曜の小夜の甘えを月曜の出会いに消して 翼の如く
平成二十一年十二月二十一日
7
日曜の甘えを消して羽の月。
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前妻とそっくりな娘が通り過ぎ幾度も悔やみ帰路を振り向く
平成二十一年十二月二十一日
7
似てる娘が過ぎて声音が捻れてく。
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両脇と前の視線でマガジンをめくり床屋の長椅子で待ち
平成二十一年十二月二十一日
4
目が集う漫画をめくる床屋かな。
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寂しいと感じ無いのは青空を見てるあなたがきっと居るから
平成二十一年十二月二十一日
5
亀の雲逢えねど見つむ恋であれ。
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月曜の憂い濾過して一滴の真水に眠る 日曜の小夜
平成二十一年十二月二十日
13
うたのわのみなさんおやすみなさい...
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焼鳥の煙りに羽を回しつつ夜中に帰る 父をいざなふ
平成二十一年十二月二十日
5
夜屋台に我が家を変えて父誘ふ。
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旅人に愛されるのと眠るのも飼い馴らしてる 駅長ミケは
平成二十一年十二月二十日
3
旅人の愛で駅長ミケは寝る。
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彫刻と成りしか堪えぬ白鷺の魚をつつかば 花の咲く如
平成二十一年十二月二十日
3
木と成るか白鷺、魚尽き咲きぬ。 ...
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猫の手を借りたくなった虚しさを雲無き空へ 捨てて生きよう
平成二十一年十二月二十日
6
猫の手を乞う手を空へ翳す暮れ。
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君に告ぐまあるい月の明るさを同じ時間に目にとめたれと
平成二十一年十二月十九日
11
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待ち冷えた爽を溶かせばラメ入りの紅を引く君 さらさらと鳴る
平成二十一年十二月十九日
3
さりさりの貴女が積もる爽の味。
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十万年 過ぎても人に桜から微笑む星で ありますように。
平成二十一年十二月十九日
6
永遠に桜から笑む星であれ。
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