たんぽぽすずめ。さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 群れ鴨の飛沫は終わり無き夏をつかの間渡る如き園なり 平成二十二年八月三十一日 15 つかの間の園なり鴨の飛沫かな。 もっと見る
- 寝る前に飲んで血肉となるはずの飲むヨーグルトにて緩き朝 平成二十二年八月三十一日 11 寝る前の飲むヨーグルト水になり。 もっと見る
- ぐちゃぐちゃの汗の作業衣をば剥ぎて水シャワーする幸にほか無し 平成二十二年八月三十日 8 地獄剥ぎ他に幸無し水シャワー。 もっと見る
- カップ麺に直火しそうな父へ止めっめめめめめって十六音符 平成二十二年八月二十九日 28 大工一筋で生きて来た父はカップ麺... もっと見る
- 魚屋を探して迷い帰ったと言う父からの電話乞ひしむ 平成二十二年八月二十九日 11 店が無く帰宅す父へ電話乞ふ。お父... もっと見る
- 猛暑日の道路にくねり走り去る蜥蜴の虹へ雨をこいしも 平成二十二年八月二十九日 11 雨を乞う虹とくねりす蜥蜴かな。 もっと見る
- 心病み薬を飲めど詠む者を卑下す者こそ病なりけり 平成二十二年八月二十九日 35 病む者を見下す者に薬無し。 もっと見る
- 幼子がちさきプールにおのずから水をやるほど頑固な夏だ 平成二十二年八月二十九日 18 童から水やるちさきプールかな。 もっと見る
- 残されて家族との日をせせらぎに黄色く揺らす熊は人形 平成二十二年八月二十八日 13 家族の日水辺に積みぬ黄の熊や。 もっと見る
- 九千の拍手をホントにありがとうチョモランマの上に梯子す如く 平成二十二年八月二十八日 25 これからも宜しくお願い致します。 もっと見る
- 盗人の癖と同じで意地悪は一生消えぬ。別れてぞ丸 平成二十二年八月二十七日 9 意地悪で解消すれば孤独なり。 もっと見る
- 鉄棒に止まれどすぐに飛び立てり雀の足が気になる酷暑 平成二十二年八月二十七日 28 鉄棒に立てぬ雀や酷暑なり。 もっと見る
- まだ散れず恋を果たせぬ百日紅抱きて夏の山は滴り 平成二十二年八月二十七日 15 百日紅散れず夏山滴りむ。 もっと見る
- 朝顔の花は端より焦がされど猛暑へ願う恋せよ乙女 平成二十二年八月二十七日 15 朝顔の萎れに開く乙女なれ。 もっと見る
- 腐食した銀のスプーンを硫酸の海に沈める光り求めし 平成二十二年八月二十七日 15 銀の匙硫酸海に落ち光れ。 もっと見る
- 跳び起きて目覚まし止めて学校は５分早くて母へ感謝す 平成二十二年八月二十四日 16 今は無き母へ。目覚ましを未来に回... もっと見る
- ラケットでピンポン玉をコカカッと挟む我慢をポスターにする 平成二十二年八月二十二日 6 コカカッと卓球挟む我慢もて。最近... もっと見る
- 怒鳴られしインコは我の指先に孤独を残す如く噛み切る 平成二十二年八月二十二日 15 今朝はあんまり騒ぐからうるさいぞ... もっと見る
- 好きな子へもやもやが増す灯は神が皆に授けた最初の光り 平成二十二年八月二十二日 13 リンゴ様へ送った歌。恋煙る神が授... もっと見る
- 若かりし情けの無きは巡り立つ四季に戻りていとど染み入る 平成二十二年八月二十一日 28 若くても常識を重んじる方々は沢山... もっと見る
