たんぽぽすずめ。さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 雨去りし朝の瀬に閉ず青鷺となれぬ待ち傘ただただ重し 平成二十二年十二月一日 10 閉ず鷺となれぬ待ち傘重き朝。 もっと見る
- 欠けちゃった奥歯が噛んだ荒挽きのコショウが今日の最大のミス 平成二十二年十二月一日 9 欠けた歯が避ける荒挽き胡椒かな。... もっと見る
- 肩に乗りたがる鸚哥を籠へ入れ開く電動ミラーの翼 平成二十二年十一月二十一日 7 電動のミラー開けど鳥残り。 もっと見る
- 寒いねに寒いと零す白息の君が居るから温かき冬 平成二十二年十一月二十日 15 俵万智先生のパクリです。ごめんな... もっと見る
- ぐにゃぐにゃのレコード盤をがちがちに戻す真冬もあなたへ歌う 平成二十二年十一月二十日 9 レコードや真冬は凜と恋歌ふ。 もっと見る
- 十年間放置をされて優しさを誰かに求め君も忘れた 平成二十二年十一月二十日 11 優しさを乞ひて忘れる恋ありき。 もっと見る
- 優しさと強さを持って生きてれば君を失う雨は無かった 平成二十二年十一月二十日 24 優と強滲む氷雨へ過去恋す。 もっと見る
- 独り身の痛みに堪えた君へやる優しさに度が過ぎる事は無い 平成二十二年十一月十九日 15 優しさを目指す賢者は寡黙なり。 もっと見る
- ラーメンに沢山お酢を入れるからあなたへあげる肩たたき券 平成二十二年十一月十九日 4 酢の強き麺のあなたの肩を揉み。締... もっと見る
- ほら早く起きなと口に泡をした母は今でも響くこの胸 平成二十二年十一月十八日 11 口角に泡で起きろの母一生。お母さ... もっと見る
- 傷つけず奪う大人の世界でも笑える人が強いんですよ 平成二十二年十一月十八日 19 奪う人笑ふ大人が強きなり。 もっと見る
- 青空に飛べりカラスが柿の実のかけらを零し青春が照る 平成二十二年十一月十八日 4 青春のかけらも零す烏かな。 もっと見る
- 草苅機の回転強く小石打ち車窓が割れて蹴りたし心 平成二十二年十一月十八日 4 草苅機小石を打ちて車窓割り。 もっと見る
- 雨上がり眩しい朝へ結末は後に回してもう一度行く 平成二十二年十一月十八日 3 結末を消せる決意をもう一度。 もっと見る
- ナナちゃんの羽は人肌より少し高め目で寒い朝へ飛べるよ 平成二十二年十一月十四日 6 東 直子さん。有難うございました... もっと見る
- 二人して咲かせた花にまた水をあげるくらいの指切りをしよう 平成二十二年十一月九日 34 仲を戻すためのおまじないとして。 もっと見る
- 悲しみが憎しみよりも多ければ愛は増えると子へ伝えたひ 平成二十二年十一月九日 21 悲しめば愛、増すと子へ伝えたき。 もっと見る
- 熱燗を注ぐおちょこに照る月へ揺らすは北の友の温もり 平成二十二年十一月八日 19 北の地の友照り温む盃や。 もっと見る
- 僕型の尻にすっぽりおばちゃんを招いて聞けたあったかいわね 平成二十二年十一月八日 6 尻型に翁招けば温し聞く。 もっと見る
- さくりはふっ中はふんわりくにくにとハ本足が踊りしあわせ 平成二十二年十一月八日 10 足を噛むまでもしあわせタコ焼きや... もっと見る
