たんぽぽすずめ。さん
のうた一覧
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失恋は憂鬱だけどユウウツと書くと一層ゆううつかもね
平成二十五年六月二十日
3
失恋って憂鬱ユウウツゆううつや。
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曇天は憂鬱だけどユウウツと書けば身軽になるね心も
平成二十五年六月二十日
3
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曇天を見る憂鬱もユウウツと書けばなんだか身軽になるね
平成二十五年六月二十日
4
憂鬱をユウウツと書き身軽かな。
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台風の雨ばかり抱く沈黙の心も癒す強き紫陽花
平成二十五年六月十九日
6
台風に微笑む強き紫陽花や。
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滑り落ちるロープに焼けたゴム軍手熱かったけど降りたオルガン
平成二十五年六月十八日
6
2階のベランダから吊して降ろした...
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高々と伸びたる葦に考えた分だけ人も光ると思ふ
平成二十五年六月十八日
8
人間は考える葦である。この有名な...
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ひと月後君と逢うまで新しき人との出会い楽しめてます
平成二十五年六月十八日
6
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あまりにも短き夜へ乱れ舞う蛍に照らす運命の恋
平成二十五年六月十八日
7
恋の灯を萌やす人とて蛍かな。
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遺伝子に焼き付けられた食べて寝てまた働けに生かされている
平成二十五年六月十八日
13
遺伝子に従うままの命なり。
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ナナちゃんが落花生より好きなのは撫でてる指と羽の温もり
平成二十五年六月十七日
6
インコとて撫でられるのを好みけり...
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もう二度と触れぬ君を思うほど濃く色付きし雨の紫陽花
平成二十五年六月十七日
20
遠し君思うほど濃き紫陽花や。
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良く汗をかいて帰宅の父へ出す冷し中華にねぎらい込めて
平成二十五年六月十六日
8
お疲れ様です。
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朝雨で午後はきっぱり晴れたなら長靴はいた人が浮いてる
平成二十五年六月十六日
6
午後晴れてカラフルに浮く長靴や。
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声真似が好きなインコはどの国の森でも幸を掴めてるはず
平成二十五年六月十六日
9
模写好きのインコは異国でも幸や。
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ねんねこと背をぽんぽん撫でるよな宵の雨音や母なる如し
平成二十五年六月十六日
14
背(せな)。 背さする宵の雨音...
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もう夏の真昼に買うが落としたらコーラに待ちし長き一分
平成二十五年六月十五日
8
落としたら長き一分コーラかな。
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差し出した落花生には羽ばたいて黒目輝き笑ふインコや
平成二十五年六月十五日
9
落花生好きと微笑むインコかな。
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重病を患う友への電話だが親は出るなとただ願うなり
平成二十五年六月十五日
9
親出たら友は天なり電話かな。
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もう一度記憶をくべて小さき火へ暖とるように歌いたきかな
平成二十五年六月十五日
13
大木の恋も無くせば小さき火や。
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君に泣く涙で少し甘くなる海ならずっと泳ぎたきかな
平成二十五年六月十五日
11
甘さ増す海なら泳ぐ涙して。
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