たんぽぽすずめ。さんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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- チケットを二枚もらって行く人が居ずに真夏の夜の夢となる 平成二十二年七月十一日 20 マッスルミュージアムのチケットを... もっと見る
- 正直に生きた昨日へひそひそと雨が聞こえて恐ろしき朝 平成二十二年四月五日 8 ひそやかに噂つぶやく恐き雨。 もっと見る
- チュンチュンと歯の神経をくり抜いてマスクの裏で笑ってんだろ 平成二十二年四月一日 7 モバイル短歌の先程の即詠。神経を... もっと見る
- 拳銃をトイレで隠し殺る前の血走る瞳。鏡で戻す 平成二十二年三月二十七日 7 アルパチーノがゴッドファーザーで... もっと見る
- 耳鳴りで季節を問わず鈴虫の大合唱を楽しめてます 平成二十二年三月十七日 9 たまにはひぐらしとか鳴いてくれま... もっと見る
- よお桜外れたクジの飛行機は風を拾って良く飛びやがる 平成二十二年三月八日 16 散りしきる桜と語る宝くじ。 もっと見る
- モバ短で即詠会が始まってガバリと起きて体に悪い 平成二十二年二月十二日 6 本当の即詠会で無く眠る。 もっと見る
- ゴールデンチェリオの瓶が青春の破片のように割れていやがる 平成二十二年二月十一日 12 青春を照らすチェリオの割れた瓶。 もっと見る
- 脳みそをスプーンで食べて骨にする如く終わらぬ歌の育み 平成二十二年二月九日 6 脳食えば骨が鳴るなり歌世界。正岡... もっと見る
- 冷たいの押してしまって自販機を包む真冬の日だまりの中 平成二十二年二月四日 6 冷カフェを押して冬陽に固まりぬ。 もっと見る
- ポチャッとＴＥＬ落ちて走れば赤信号無視で捕まり夕日ぐちゃぐちゃ 平成二十二年二月二日 6 ポチャＴＥＬでグチャリと夕日水没... もっと見る
- 小魚をさらって空でゆるり食う鳶こそ憎き 坊主の浜辺 平成二十二年一月三十一日 7 釣れずして鳶が憎き浜辺かな。 もっと見る
- 棄てらるる家電の山に運命をベートーベンはエジソンへ弾く 平成二十二年一月二十七日 6 運命が似合う山積み廃家電。 もっと見る
- のされても九秒後には立ち上がり弱き心の我を打つべし 平成二十二年一月二十一日 8 一生のリングで叩く我が心。 もっと見る
- 殻を脱ぎ遠い世界に近づける準備は出来たよし飛び立とう 平成二十二年一月二十一日 4 幾度でも脱皮して飛ぶ心なり。 もっと見る
- 冬ざれの褥で幸を知る前の子猫になりてただ縮こまり 平成二十一年十二月十八日 4 猫になり以前の幸で床温む。 もっと見る
- 幸を知る前に戻せと野良猫の瞳が光る 霜の立つ夜 平成二十一年十二月十八日 5 幸福を知らない猫に戻したれ。 もっと見る
- ゴーストに遠き栄を見ていたか地デジが映す文治の愁ひ 平成二十一年十二月十日 10 栄「さかえ、は今は無き母、文治「... もっと見る
- 正直でいつか助かる身になれと囁き一つ 泣き濡らる夜 平成二十一年十二月八日 7 正直でいつか助かる。 もっと見る
- 捨て去りぬ瓶がカチンと禁酒をば誓う頭痛にまたねと響き 平成二十一年十一月三十日 3 カチリコと禁酒頭痛に瓶またね。 もっと見る
