たんぽぽすずめ。さん
のうた一覧
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嵐去り小さき水の空に咲く雑草の花を人として見む
平成二十一年十月九日
4
雑草の花に青空。雨後の水。
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明日まで残す煙草が歌に消え向かいつ傘は氷雨に煙り
平成二十一年十月七日
7
詠みに消ゆ煙草を欲しむ傘煙り。
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秋雨の朝の電車に乗せられて最後の蝉は 遠くヘ消ゆる
平成二十一年九月三十日
15
秋雨の電車に蝉の声消ゆる。
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朝露を六角の巣に捕り 蛛は動かず見せる 真珠の涙
平成二十一年九月二十五日
5
露捕れど蛛の涙は真珠かな。
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秋雨に昨日を終えた喜びを零すと見ゆる 雑草の花
平成二十一年九月十七日
11
雑草の花の喜ぶ明日の雨。
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色の無き微風で遠く揺れる樹に音を付けては強がる初秋
平成二十一年九月十六日
7
強がりで風に音づけ する初秋。
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幼子の残す涙で塩辛い母なる海は空を見ている
平成二十一年九月十六日
8
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つかの間の四季を彩る華々に触れて散歩の土産にします
平成二十一年九月十五日
10
土産 第二段。
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アクセルを踏み込み風を見る野辺で一人つぶやく野蛮人だな
平成二十一年九月十四日
4
野辺の風 良く染み渡る野蛮人。
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海底で優しく見えた青空は人と同じで時々泣くね
平成二十一年九月十二日
17
進化停滞注意報発令中。
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蔓一つ 螺旋を描き 竹林の闇を抜け出す 碧の朝顔
平成二十一年九月九日
7
恋愛や失敗になぞなへて。
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夏ゆかば小太刀の華に露のせて誉れを隅で 揺らすりんどう
平成二十一年九月九日
8
りんどうの華の形を小太刀に例えて...
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時として水は御空と地と海の記憶を頬へ告げてなぞりむ
平成二十一年九月三日
15
頬水に御空と海の香りせり。
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濡れそぼる傘を負けじと台風の置いた猛暑へ 一輪かざす
平成二十一年九月一日
7
台風の忘れた熱に傘開く。
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八月の末の月曜 台風で真夏が閉じる 濡れ印を押す
平成二十一年八月三十一日
7
八月の末の月曜嵐切る。
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忍び寄る冬の気配に地を掴む如く捻れる 楓の枯れ葉
平成二十一年八月三十日
7
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白濁の雲が巻き込む青空は恋の静寂の 嵐のやうだ
平成二十一年八月三十日
4
静寂(しじま)台風の目はどちらが...
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ビル街の影と日なたのたんぽぽに名前を一つ ずつ捧げたい
平成二十一年八月二十九日
4
一本のたんぽぽに名よ億となれ。
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黄泉いずこ 枯れ行く泥の雑草の華に汚れの 無きを悟りむ
平成二十一年八月二十九日
5
大分昔に詠んだ。黄泉いずこ枯れ行...
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幾千の子らと別れる秋となり笑みて俯く 向日葵の母
平成二十一年八月二十八日
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