たんぽぽすずめ。さん
のうた一覧
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うろこ雲夕日の穴に消えたればふと秋口へ心旅立つ
平成二十二年一月二十八日
13
冬暮れがうろこ雲吸ひ秋降らむ。
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いつもとは違う真冬で朝のたびしとぬをいでる勇気もらいぬ
平成二十二年一月十六日
5
厳冬に勇気剥ぎ取るしとぬかな。
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つかの間の人もいずれは魂の輪廻に帰る アバターだろう
平成二十二年一月十四日
5
アバターと悟り御霊へ人は行く。素...
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大物の御霊を次に運ぶのは我だと集う カラスが消えて
平成二十二年一月十三日
4
霊魂の刺客と集うカラスなり。死を...
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冬野辺にもって生まれた一輪へ君もほころぶ今がその時
平成二十二年一月六日
13
一輪に君もほころび冬 光る。
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先走る心が満ちて枯れ枝に吐息の花を咲かせてしまふ
平成二十二年一月五日
19
枯れ枝に吐息の花で忍ぶ冬。
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一本の桜枯木に雀満ち春まで庭となれり雪原
平成二十二年一月四日
13
雀満つ枯木で庭の雪の原
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ぼた雪に目覚む椿はラッシュ時の山の手線で微笑む如く
平成二十二年一月四日
6
ラッシュ時を微笑で満ちる雪椿。
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野の花を一つ見てれば魂が増えてくような気持ちの真冬
平成二十一年十二月三十一日
8
一輪を摘めば御霊も欠くごとき。
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たんぽぽの綿毛が風の五線譜に弾けて歌う (君よ根を張れ)
平成二十一年十二月二十八日
31
たんぽぽの綿毛で風は譜面なり。
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大虎の雲に夕日が逃げ惑ふように眺めて 静む心ね
平成二十一年十二月二十八日
3
大虎の雲を気にせず日が落ちる。 ...
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ひだまりの丘に降り積む楓葉が寒風掴む如く舞い散る
平成二十一年十二月二十七日
7
生田自然緑地の丘にて。
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五メートル先に落ちてる純白の紙へ私の今を詠みたい
平成二十一年十二月二十六日
13
この歌は斎藤茂吉の、夜中ふと近づ...
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厚雲の上に隠れたお日様へ産毛で笑う猫柳かな
平成二十一年十二月二十六日
7
小さい頃はあのふわふわした産毛に...
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踏まれても野辺に小さき太陽を永久に咲かせり たんぽぽの花
平成二十一年十二月二十三日
15
踏まれてもたんぽぽの野は宇宙かな...
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容赦なく砂金を散らす産声の朝に歌人であれば躊躇う
平成二十一年十二月二十二日
17
砂金散る朝の初音に詩を書けず。
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彫刻と成りしか堪えぬ白鷺の魚をつつかば 花の咲く如
平成二十一年十二月二十日
3
木と成るか白鷺、魚尽き咲きぬ。 ...
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十万年 過ぎても人に桜から微笑む星で ありますように。
平成二十一年十二月十九日
6
永遠に桜から笑む星であれ。
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木をいつか大地に返し羽無しの御霊を空へ送れり地球
平成二十一年十二月十九日
6
空と地の我らは愛の申し子や。
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腹が減り食べて燃やせた星を捨て明日を見つむる命は揺らる
平成二十一年十二月十八日
6
食い燃えて星を捨て食ふ命かな。
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