うにうにさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 四つ角を三回右に回り込み卵の様子をうかがっている 平成二十二年二月十五日 2 もっと見る
- いつまでも離れぬ石の柄をした卵を振り切るために駆け出す 平成二十二年二月十五日 2 もっと見る
- 割れぬまま産声あげた雛鶉卵がぼくの後つけてくる 平成二十二年二月十五日 3 もっと見る
- 蕎麦屋から飛び出してきて轟音の産声あげる鶉の卵 平成二十二年二月十五日 1 もっと見る
- 安心の即席ラーメン一箱を寝返りの間に潰したらしい 平成二十二年二月十三日 5 もっと見る
- 頬を打つ雨のつめたさ「助けて」を断る電話を初めてかける 平成二十二年二月十三日 6 もっと見る
- 出ることの出来ない杭が打たれてる出る杭の音をただ聞いている 平成二十二年二月七日 3 もっと見る
- いつまでも僕は孤独と言う人の天涯に建つ家を訪ねる 平成二十二年二月五日 5 もっと見る
- てのひらに乗ってくれない文鳥のかわりと言っては何だけど君 平成二十二年二月五日 9 もっと見る
- おそらくは忘れてしまった幼少の夢の続きを見ているのだろう 平成二十一年十二月二十一日 3 もっと見る
- 来るな来るな来るなを飽きるまで唱え清清しい朝の光を浴びる 平成二十一年十二月二十一日 6 もっと見る
- 青空は分厚い雲の上にあるそれでよいではないかおはよう 平成二十一年十二月十四日 12 もっと見る
- 降参を示す指文字天高く差し出して今朝仕事始める 平成二十一年九月二日 4 もっと見る
- 君からのモールス信号絶えた日のあっけらかんとした秋の空 平成二十一年九月二日 9 もっと見る
- しあわせになるための儀式百セット行って眠る君に幸あれ 平成二十一年九月二日 4 もっと見る
- 街角に浮遊しているため息を採集していく夏の少年 平成二十一年八月二十八日 4 もっと見る
- 八月のおわりはさとりをひらくとき 真っ白なノートを放る少年 平成二十一年八月二十八日 4 もっと見る
- 人類史上最大級の握力で潰されてしまったまっくろくろすけ 平成二十一年八月二十七日 3 もっと見る
- 正体の不明な深夜ルーチンと化した業務を粉々にする 平成二十一年八月二十七日 2 もっと見る
- 純水にグラニュー糖を溶かし込み一番暇な静脈に打つ 平成二十一年八月二十七日 4 もっと見る
