うにうにさん
のうた一覧
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兎から教わったこと鴉から教わったことみんな忘れた
平成二十四年六月七日
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夜空から神の叶え損なった願い事降ることごとく降る
平成二十四年五月九日
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抜け殻になるはずだった薄皮に私は意識を宿してしまった
平成二十四年五月八日
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縁石の雨垂れの窪み干からび 真昼の空の青を見上げる
平成二十三年八月十四日
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雛鳥の食べ損なったひまわりの種のひとつが奔放に咲く
平成二十三年八月十四日
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まだ描けていない地平のその先へ踏み出した右足が冷たい
平成二十三年八月六日
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切先にとどまる蝿のつくろいを許せぬままの包丁である
平成二十三年八月四日
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触れること許されていてなにひとつ動かせずあるブリキのおもちゃ
平成二十三年八月四日
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安住の地を彷徨っているのです瑕疵ひとつない安住の地を
平成二十二年十一月八日
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無駄骨を集めて作った翼竜の背にまたがって辿る世界史
平成二十二年十一月八日
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ほうぼうに伸ばした腕のかなしみのはてに掴んだエーデルワイス
平成二十二年十一月七日
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水分のほどよく足りない夕暮れに抱えきれない寂しさ放つ
平成二十二年十一月一日
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堪らずに月を見上げる 断食に等しい会話の相槌として
平成二十二年十月二十六日
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クマゼミであったのだろう 透明な羽越しに見る落葉の紅
平成二十二年十月二十四日
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夢でしか逢えないひとに逢うための室内羊の三頭を飼う
平成二十二年十月二十三日
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ねずみ算式に広がる三叉路の一つに眠る君掘り当てる
平成二十二年十月二十一日
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まったくの透明でありまったくの抵抗の無い壁にぶつかる
平成二十二年十月二十日
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灯台の螺旋階段登り詰め吹き付ける風を切り返す声
平成二十二年九月十七日
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花散らす雨にまかせて全身をくさはらの上に投げ出していく
平成二十二年九月十七日
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滿天の星空として幼子が初めて歩き出した道のり
平成二十二年九月十日
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