林歌さん
のうた一覧
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家のなき丘に街灯の伸びる宵狐火聴きし奇に包まる
令和八年四月四日
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鈍色の神楽鈴なり桐の実子割れて残れる枝のさやけさ
令和八年三月二十九日
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あの地区に舞わるる獅子のおわす知るお祭り次はいつかと調べぬ
令和八年三月二十六日
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こんなにも小さき軽き円なりや歩道にひとつ一円拾う
令和八年三月二十四日
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冬枯れの折れ枝受け止め呑込みし残雪とけなば土に還らむ
令和八年三月二十二日
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林の道には、アカシヤのさや・はげ...
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春土手に羽根散り乱れにおい立つ冬に喰われし白鷺なりや
令和八年三月二十一日
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彼岸荒れ過ぎて冬去り土を融く日差しの中に花ぞ群れなむ
令和八年三月二十一日
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まもなく野山は春植物(スプリング...
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特大の十勝おはぎが並ぶ日ぞみなも召しませ弥陀も召しませ
令和八年三月二十日
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こちらでは、ぼたもちとはあまり言...
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魚鷹の来たると聞きて空見上げしばし探しぬ春告ぐる影
令和八年三月十八日
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こちらではミサゴのことも春告鳥と...
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春靴で二キロを走る背も軽く上着も軽くふきのとう見つ
令和八年三月十四日
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肌寒き部屋に冬あけ目覚めしやカメムシひとつ照明を打つ
令和八年三月十一日
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細雪ただよう岸に初柳の花か雪かと土手下りゆく
令和八年三月十日
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柳の下まで行くと、白い花にほんの...
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み大師の堂をおろがみ雪消川鞄の笛と鳥居くぐれり
令和八年三月十日
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橋下の不意に沸き立ち潮たぎり砂流木も逆走りゆく
令和八年三月九日
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河口にかかる小さな橋で。音もなく...
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歌草の余白はわずか 一冊をのみ買い足して老いを注がむ
令和八年三月八日
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蝦夷松の梢にふった粉砂糖ホントにベタな雪景色かな
令和八年三月六日
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雪の量減りて白銀沈みゆき畑のかたち透けそむるかな
令和八年三月三日
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「冷たっ」と雪消水にしりもちつく横で手袋脱いで水温確かむ
令和八年三月二日
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「君がどれだけ冷たい思いをしたか...
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駅までのルートの雪はとけきった物置掘り出せ自転車出そう
令和八年三月一日
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北海道開拓のころスモモにて「梅干」作るとただに語れり
令和八年二月二十七日
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今北海道で植えられているのは、梅...
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